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あなたの知らない京都

大沢池参拝で楽しめる四季折々の風景と石仏群の魅力

大沢池

京都屈指の月見の名所である大覚寺。私も大覚寺の「観月の夕べ」に2回行った事があります。その日は早くも長い列ができていたのですが、空気もよく、自然に囲まれての待ち時間はそこまで苦でもなく、ワクワクの方が大きかったのを覚えています。

🔹大覚寺の参拝は大覚寺参拝と大沢池参拝に分かれていますが、併せて参拝する事も出できます。今回の投稿では大沢池参拝になります。

大沢池・参拝案内

大沢池参拝

🔹参拝時間:9時〜17時(受付は16時30分まで)

🔹参拝料金
大 人:300円
小中高:100円

大沢池・春(20230330)

バス停から続く桜ロードに参拝口の満開の桜には心のワクワクがとまりませんでした。

桜満開の大沢池

桜は満開でした。満開の桜と池のコラボ…いくら眺めても飽きる事はありません。

梅林

大沢池の春は梅の花と桜、椿が綺麗です。梅林がありますが、梅の花には間に合わず、今年も逃してしまいました。

満開の桜の中、梅林は静かな眠りに就いているかのようでした。

竹林

梅林を進むと竹林。竹林にはベンチが置かれていて、ベンチでの一休みもお勧めです。ベンチから眺めると水仙の花がたくさん咲いていました。ベンチの隣にも綺麗な花が咲いています。

大沢池・名古曾の滝跡

大沢池には「名古曽滝跡」があります。滝はもう平安時代に枯れてしまったようですが、その跡は国指定史跡として今も保存されています。

百人一首55番

「滝の音は絶えて久しくなり成りぬれど名こそ流れてなほ聞こえけれ」藤原公任

大覚寺には何回も行ったのですが、いつも「名古曽滝跡」まではたどり着かず、帰ってから、「あっ!名古曽滝跡、忘れた!」との繰り返し。

広々した中で、池の事ばかり気にして、ずっと眺めては、「あ、よかった」となって、そのまま帰っては、その後、名古曽の滝に行かずに帰った事に気付くのです。

1月の大雪の中、大沢池に行った際は雪景色に目を取られて、またも帰ってから、「あっ!名古曽滝跡!」となりました。

それゆえ、今回は大沢池に着いて、今度こそ「名古曽滝跡」へ行くぞ!と真っ先に向かったのは名古曽滝跡でした。

✅名古曽滝跡は別の投稿で書いておりますので、興味のある方はご参照ください。

大沢池・夏(20230802)

猛暑日が続く京都……朝も半端ない暑さでした。大覚寺のバス停に着いたのは10時半頃。もう汗が止まりません😵

ここまで暑い時は蛇口を使えるようにしてくださると助かりますが、水が使えるのはトイレだけで、ぬるくて少ししが出ない水にはすこし残念な気持ちでした。

大沢池・蓮と睡蓮

大沢池の特徴は蓮の花と睡蓮を同時に楽しむ事ができる事です。関係者の方のお話によると、昔は今よりたくさんの蓮の花や睡蓮があったようですが、今はかなりその量が減ったと教えて頂きました。昨年は殆ど花も咲かなったとか。幸い、今年は花が頑張って咲いてくれているという情報を得て、天神島につながる橋に向かうと見えてくる蓮の花。

不思議な事に、橋を境に両側にハスと睡蓮が広がっていました。蓮は橋の周辺だけになりますが、睡蓮は橋の周辺だけではなく、大沢池で多く見られました。

動画でご確認を~😊大沢池の夏をご覧ください。

✅もう一つの動画は➡大沢池の睡蓮 #nature - YouTube

橋を境に蓮と睡蓮が分けている事が余りにも不思議だったので、帰りにお寺の方に訊いたら、蓮と睡蓮は共生はできないので、もしかすると……蓮が負けてあちか睡蓮が勝ってこちか……ではないかと……話してくださいました。お話を色々と聞く事ができて、ラッキーでした。感謝です。

大沢池・冬(20230125)

10年以来の大雪となった京都……市バス一日券であさイチに向かったのは大覚寺でした。

大雪の大沢池

大覚寺のバス停に降りたのは9時過ぎ。バス停から近くの自動販売機にも雪が積もっていました。

大覚寺の参拝は朝9時からなので、まだ人も少なく、贅沢な朝参拝ができました。

どこを見ても真っ白。雪が積もって足元が全く見えず、少し緊張しました。

大沢池・天神島

大沢池・石仏群

石仏群というば化野念仏寺が浮かびますが、大覚寺でも石仏群があります。中には平安時代に作られたものもあるとか。まさにタイムスリップの空間です。

番外編・雪景色の京都

1月25日は市バス一日券で雪の京都を巡りました。興味がある方はご覧ください。

大覚寺・御朱印

大覚寺の御朱印はその特徴的デザインで話題を呼ぶほどですが、御朱印をいただけるにはお堂参拝の際に御朱印帳をお預けになって、帰りにいただけることになっていました。今回は大沢池参拝だったので、書置きの御朱印を頂きました。

大覚寺・ホームページ

大覚寺・アクセス