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あなたの知らない京都

京都の秋ー東福寺

東福寺(20191126)
 
京都屈指の紅葉の名所で知られている東福寺。まだまだ早いですが…今回の投稿ではコロナ禍以前の東福寺の紅葉をお届け致します。

東福寺

東福寺は奈良の東大寺と興福寺の「東」と「福」の字を取り,京都最大の大伽藍を造営されたと云います。造営期間が嘉禎2年(1236年)より建長7年(1255年)までとし、完成まで19年もかかったようです。    

                               

東福寺の三名橋

✅東福寺の三名橋

通天橋(つうてんきょう)、臥雲橋(がうんきょう)、偃月橋(えんげつきょう)は東福寺の三名橋と呼ばれてます。

通天橋は 仏殿から常楽庵に至る渓谷・洗玉澗に架けられた橋廊で天授6年(1380年)に春屋妙葩が谷を渡る労苦から僧を救うため架けたと伝えられる。1959年(昭和34年)台風で崩壊したが2年後に再建、その際橋脚部分は鉄筋コンクリート造となった。

偃月橋は 庫裏より塔頭龍吟庵・即宗院に至る三ノ橋渓谷に架かる単層切妻造・桟瓦葺きの木造橋廊である。慶長8年(1603年)に再建、1967年(昭和42年)に重要文化財に指定され、日本百名橋にも選ばれている。(ウィキペデアより) 

東福寺というと通天橋(つうてんきょう)が浮かぶ方も多いかと思いますが、最初の橋である臥雲橋(がうんきょう)は参拝料金なしで誰でも通る事ができます。
 

 
動画は秋は人が多く、冬に撮った臥雲橋になります😅     

紅葉シーズンになると目の前に広がる…幻のような景色に誰もが足を止めて思わず嘆声を上げることでしょうが…あまりの人波にゆっくり通るところが、写真撮影も禁止…になる場合もありますので、できる範囲で人が混む時間をさける事が大事です。

しかし、紅葉の東福寺だと…朝早くから長い列ができている時もあるので、まさに「運任せ」とも言えるかもしれません。

東福寺・紅葉


バスからだと、バス停から降りて横断歩道を渡って、進むことになる東福寺ですが、10年以上前に行った時は朝9時過ぎから既に長い列ができていました。2019年は10時過ぎに東福寺に着くと、割と列もなく、すんなり中に入れたと思ったら、臥雲橋からすごい人波でした。

東福寺・青もみじ

東福寺は青もみじも綺麗です。夏は人も少なく、ゆっくり楽しむ事が出来るので、夏の東福寺もお勧めです。

東福寺・冬の臥雲橋

  

東福寺・御朱印

今年の10月7日から特別御朱印が頂けますが、紅葉シーズン限定の御朱印もおすすめです…🍁(秋の特別公開期間中…御朱印の手書きはありません。)

 
秋の特別公開期間について東福寺のホームページには以下のように書かれていますのでご参照ください。
秋の特別公開期間について
・秋の特別公開期間中は大変混雑が予想されます。通天橋、臥雲橋の上での撮影をご遠慮いただく場合がございます。
・秋の特別公開期間中においては、御朱印の手書きはございません。

東福寺の塔頭・御朱印

東福寺の参道道には東福寺の塔頭寺院が多くあるので、御朱印も頂けます。中には非公開の塔頭もありますが、公開の塔頭もありますので、ぜひ、寄ってみてください。

まとめ

真っ赤に染まった風景の奥にはさわやかな緑の苔…も静かに身を寄せておりました。人生色々…もみじも色々…思いも色々…。赤と緑が同時に楽しめるのも東福寺の魅力です。

いつもなら…臥雲橋をゆっくり通って…境内をぶらりと歩くだけでも行った甲斐のある東福寺ですが…紅葉シーズンだとそれだけで帰るのはもったいない……!

通天橋・開山堂の…秋の色も思い存分眺めて目に焼き付けて、今年も頑張ったな…来年も頑張ろう!と自分へのご褒美…も…楽しんでほいいと思います。

しかし…コロナ禍での東福寺は今年もお預け…。コロナが落ち着いたら…東福寺の紅葉をゆっくり楽しみたいと思います。 

東福寺・ホームページ

東福寺・アクセス 

番外編・勝林寺

東福寺から歩いて10分ほどでいける東福寺の塔頭寺院です。花手水を含め、もみじが綺麗ですので、ぜひ、寄ってみてください。