京都というAURA
よそ者として、京都に住み始めて…もう17年…。初めて京都に来た時は、バスや電車、町、駅で偶然…目に入った「そうだ京都、行こう」と「日本に京都があってよかった」という美しいポスターにかなり心を打たれた事もありました。ありのままで増してゆく…京都というAURAは京都だけではなく、日本の至るところに無限に漂っているのではないかと…コロナ禍の今でも感じています。
🎯正解は「京都検定」、正式には「京都・観光文化検定試験」です。「京都検定」は「ご当地検定ブームの火付け役」とも注目されました。
ご当地検定
「ご当地検定」とは地域の地方自治体や商工会議所が主催になって、地域の歴史、自然、文化、観光などに関する知識を問う試験で、合格後観光ボランティアガイドで活動できる資格を与える場合もありますが、その大半は「検定を通じて住民一人一人がその地域に関して愛着をもって、観光客に対する民間ガイドとしての役割を果たしてくれる事」を望んでいると思われています。もちろん、「ご当地検定」は他県の方々も対象なので、「ご当地検定」はその地域の住民はもちろん、他県のフアンを増やせるきっかけにもなります。
京都検定
京都検定は「ご当地検定」として2004年12月第一回京都検定が実施されました。日本に「ご当地検定」が初めて現れたのは2003年9月に行われた「博多っ子検定」だと言われています。その後、「ナマハゲ伝道士認定試験」(2003年)や「東京シティガイド検定」(2003年)、「北海道シティガイド検定」(2004年)などが実施され、その中でも受験者が殺到した事で、一躍!注目されたのが「京都検定」でした。
しかし、ブームというのは必ずしもいつまで続くというものではない…という事もあって、徐々に受験者が減り続けて、結局…姿を消す「ご当地検定」も増えている中、今度はコロナ禍で受験者が激減します。「京都検定」も例外ではなく…一時期…1,553人まで受験者が減った時期もありましたが、未だに「京都検定」は、「ご当地検定」の先頭を占めています。
京都検定との出会い
京都検定応募のきっかけは京都新聞の京都検定テキストブックの広告でした。
京都検定テキストブックの広告を見て、これた!と思ったのを未だに覚えています。結婚と共に5月中旬から京都に住み始めて…しかも専業主婦…。「京都検定」を通じて、これから自分が住み続ける京都をもっと知る事ができるいいチャンスだと思ったのです。それに加えて、もし、運がよく合格すれば、何だかこの先、いい事あるのではないか!というある意味の運試しも含めて、京都検定に向けての挑戦が始まりました。
京都検定テキスト(2005)と勉強法
現在、新版・テキストが販売されていますのでこれからの受験の方はこちらの本をご確認ください。
『新版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック』
京都新聞・「きょうの京都検定」と「京都検定過去問」
京都検定の勉強法で一番お勧めは過去問から深く入る事です。もし、できるなら、京都新聞の記事にも目を通す事をお勧めします。
京都新聞のホームページで第1回から20回での京都検定の過去問を公開していますので、ぜひ活用してください。
勉強スタートのおすすめ
ちょっぴり…楽しい「京都検定」
よろしければ…こちらの投稿もご参照ください。
京都検定・自分用テキスト
京都検定・2005
合格証は未だに見つかっておりませんが、いつもの通り、どこかに絶対にある!という事で再発行もできず…いつか見つかる日を待っております。
京都検定合格者特典
京都検定・2022
今年の京都検定は7月と12月に実施される予定で、7月の試験は3級のみで…5月2日から申し込みが始まりました。今年は第20回の「京都検定」という事でオリジナル御朱印帖付きの受験コースも用意されています。
まとめ
もう17年前になりますが、人生で一番楽しく夢中で取り組んだ試験は「京都検定」でした。自分が住んでいる場所に対しての知識が増える度に、何だか嬉しくなって、次々と進む事ができたと思っております。今はもうすっかり忘れてしまいましたが、今回の投稿で2005年の懐かしいタイムスリップができて、それだけで、「京都検定」に挑戦してよかったとしみじみに感じました。
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