京都の新名物！観光特急バスと地下鉄・バス1日券

昨年の9月30日で販売中止になり、今年３月で廃止になった「市バス一日券」。その「市バス一日券」の代わりになるのが「地下鉄・バス1日券」です。

700円だった「市バス一日券」と比べると「地下鉄・バス1日券」は1100円。地下鉄を使わなくても済むのに、わざわざ400円も高い「地下鉄・バス1日券」を一日で消費することは無駄があるという事で、なかなか使う事ができずでしたが、昨日、思い切って！「地下鉄・バス1日券」を使って見ました。

今回の投稿は「地下鉄・バス1日券」と共に6月1日からスタートした「観光特急バス」をご紹介させていただきます。

ご存じですか？京の夏のおもてなし

京都は夏は蒸し暑く冬は底の底まで冷えるという寒さで知られますが、それゆえの暑さ対策が街で見かけるミスト装置です。特に京都市の多くのバス停にはドライ型（配管型）ミストが暑さの中、バスを待つ時間を和ませてくれます。

➡～京の夏のおもてなし～今年もうるおいのミストが稼働します！ 

ドライ型ミスト・主な設置施設場所

🔹京都駅前バスのりば（A、B、C、D）及びタクシー乗り場

🔹京都駅八条口みやこ夢てらす、サンクンガーデン

🔹東本願寺前市民緑地（お東さん広場）

🔹四条通バス停（四条河原町、四条高倉 計4箇所）

🔹上下水道局 総合庁舎、太秦庁舎、南部営業所

🔹琵琶湖疏水記念館

🔹京都市役所本庁舎 屋上庭園

🔹京都市動物園

🔹京都市京セラ美術館

🔹京都市勧業館（みやこめっせ）

🔹伏見青少年活動センター　※新規

🔹京都市交流促進·まちづくりプラザ（洛西口）

🔹梅小路公園（京都水族館前）

🔹南区役所

京都市京セラ美術館でミスト装置を見かけました。

　ミストは施設により稼働時期や時間は異なるようで、気温や湿度等の気象状況により稼働を停止する場合もありますので、見かけた時は存分にラッキーと思って楽しんで下さい😊

話しがズレましたが、ここから本題に入ります！

地下鉄・バス1日券

✅発売価格

大人１１００円　小児５５０円

✅発売場所

バス内での購入もできますが、売切れの可能性があるので、事前に用意する事をお勧めします。➡発売場所 | 京都市交通局 (oneday-pass.kyoto)

✅地下鉄・バス1日券に関する詳しい内容はリンク先をご確認ください

➡地下鉄・バス1日

「地下鉄・バス1日券」は1100円で市バスは230円。つまり市バスを５回乗り換えたら元が取れるという事になります。その上、地下鉄も乗り放題なので、確かに魅力はありますが、地下鉄をあえて乗る必要がない方や一日観光は二個所ほどで満足という方にはすこしもったいないかもしれません。

しかし、「地下鉄・バス1日券」には大きな特典があります。一回500円の市バスの二倍以上の値段になる観光特急バスがなんと！乗り放題！なのです。

観光特急バス

https://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/

観光特急バスは「地下鉄・バス1日券」で乗り放題！観光特急バスは乗り方が市バスとは異なります。前から乗って、前払い。降りる時は後ろから降ります。

https://oneday-pass.kyoto/use/

「 地下鉄・バス1日券」の一回目は運賃箱のカード挿入口に１日券を通すと裏面に日付けが印字されますので、２回目からは見せるだけで済みます。

京都駅から清水寺、平安神宮、祇園、銀閣寺方面に行かれる方なら絶対お得！ぜひ、地下鉄・バス1日券で観光特急バスも楽しんでください。

観光特急バス

✅運行日：土休日（バス停に案内の方がおられます）

✅大人：500円　子供：250円

✅乗り方：前から乗って運賃を払って、後ろから降ります。
✅特急バスは2系統
🔹EX100号系統［清水寺・祇園・銀閣寺ライン］
　京都駅－五条坂(清水寺)－岡崎公園－銀閣寺道
🔹EX101号系統［清水寺ライン］
　京都駅－五条坂(清水寺)をノンストップ

観光特急バス EX100（Limited Express EX100）

https://www2.city.kyoto.lg.jp/kotsu/webguide/ja/bus/limited_express.html#ex101

観光特急バス EX101（Limited Express EX101）

https://www2.city.kyoto.lg.jp/kotsu/webguide/ja/bus/limited_express.html#ex101

観光特急バス（20240804）

初めて観光特急バスに乗りました。乗り場はバス停祇園。バス停のすぐ後ろには吉本祇園花月、向こう側には知恩院と八坂神社というまさに観光スポット。市バスと共に観光特急バスもここで乗る事ができました。

バス停には観光特急バスを案内してくれる方がおられるので、行先を伝えると教えてくれます。また、時間割もあるので、自分で調べることもできます。

バスの正面には「観光特急」という文字、前の扉の横に「入口」と書いてあるので、前が入り口になっているのが分かります。

バスの中は荷物を置く場所が広い感じで、その分、座席が減った事もあって、立っている人が多かったです。（思ったより人が多い😓）

運転席の方にモニターが設置され、様々な案内が流れていて、分かりやすかったです。

祇園から平安神宮は市バスとそこまで時間は変わらないですが、銀閣寺までならかなり時短で行けるのではと思います。もちろん、京都駅からだともっと早いでしょうが、今回は乗り換えの祇園で観光特急バスを初めて乗って見ました。

バス停「平安神宮前」にも観光特急バスの案内の方がおられて、京都府立植物園までの行き方を教えて頂きました。

平安神宮➡京都府立植物園

京都府立植物園は観光特急バスでは行けないですが、地下鉄・バス1日券があれば、バスと地下鉄の乗り換えが便利です。

市バス５番で国際会館まで行くと、国際会館から地下鉄で北山駅へ。平安神宮から国際会館まではかなり時間がかかりましたが、国際会館から北山まではすぐでした。

https://www2.city.kyoto.lg.jp/kotsu/tikadia/hyperdia/line02.htm

まとめ

「地下鉄・バス1日券」がないと市バスより２倍以上の値段を払わないといけない「観光特急バス」。往復で乗るとしたら1000円。そのお金を払ってまで乗るメリットがあるかどうかがこれからの観光特急バスの課題になるのではと思います。

この日は平安神宮前で降りて、平安神宮の「七夕風鈴まつり」を楽しんでから京セラ美術館で「村上隆 もののけ 京都」、それから京都府立植物園の行ってきました。

「地下鉄・バス1日券」は4回（うち1回は観光特急バス）、地下鉄は2回使いました。

できるだけ多くの場所に行くなら「地下鉄・バス1日券」が得ですが、ゆったりした時間を過ごしたい方には「地下鉄・バス1日券」はもったいない…。

京都市域バス共通回数券の支払いが一番得かと思います。午前10時から午後4時までの回数券だともっと安く買えるので、時間の制約が気にならない方におすすめです。回数券はチケット販売所などでも購入できるので、京都観光にご活用ください。