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【今日は鯉の日】京都の鯉のおすすめスポット6選&川端康成『古都』の中の鯉

5月1日の今日は八十八夜…八十八夜とは春の最後の節気であり、春の終わりを告げるとされているようです。もう夏の始まりという事でしょうか。

さて、話が変わりますが…今日は鯉の日だそうです。5月1日の5(コ)と1(イ)の語呂合わせで「鯉の日」という事です。

こちらの記事に目を通してくださる方々の中にも鯉が好きな方がおられるのではと思いますが、私も鯉が「好き」で「ずっと眺める派」です。それゆえ、次に進む事ができず、なかなかその場所から離れなく、帰りが遅くなる事が多々あって、すこし困るほどでございます。

今回の投稿は「今日は鯉の日」という事で京都のおすすめ鯉の名所をご紹介させていただきます。

東寺

鯉の多い京都の中でもおすすめの場所は東寺です。入苑券も要らないし、「眺め放題」なのでありがたい!しかも東寺には亀を含め鴨、アオサギにも会えるので、鯉や鳥が好きな方は時間の余裕を持って行かれることをお勧めします。

亀&アオサギ

亀とアオサギは小野道風はゆかりの柳の近くと北大門から出ると現れる蓮池にある石の上で見る事ができます。

鯉

北大門から出て蓮池の中にあります。

kyotostory🌸東寺

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京都水族館

京都水族館で鯉?どこにいるの?と思う方もおられるかと思いますが、鯉は水族館の「京の川」と水族館の外にある「京の里山」を流れる小川から見る事ができます。私の場合、「京の川」は通り過ぎる事が多く、鯉に気づきませんでしたが、「京の里山」は鯉を眺めてから帰ることが多いです。今度、水族館に行ったら「京の川」の鯉も探してみたいです。

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平安神宮・神苑

平安神宮・神苑

神苑拝観受付時間 8:30~17:30  

神苑拝観券 大人 600円 小人 300円

※年2回 神苑無料公開

①令和6年6月7日(金)
8時30分~16時30分(受付終了)
②9月?(未定)

平安神宮神苑で鯉をゆっくり見られる場所と言えば太平閣。川端康成さんの『古都』でも太平閣で鯉を眺める様子が書かれています。

「鯉の餌を買うて来ます。」と千重子が餌を買うのですが、太平閣の中に鯉の餌が置いてあるのです。ちなみに、餌の値段は50円以上ならいくらでも😊

ゆったりした時間が流れる神苑の中で、鯉の無限眺め…人が多い時期はできない贅沢ですが、時間帯によっては叶える夢にもなります。

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梅宮大社・神苑

まさに鯉の楽園とも言えるのが梅宮大社の神苑。広々した空間に悠々と泳ぐ鯉の姿を目にすると心がホッとします。

梅宮大社・神苑

✅拝観時間    開門:9時~閉門:17時
✅料金    大人:600円・小人:400円
✅団体料金(20名以上)    大人:500円・小人:300円

※閑散期は入苑お一人に付き鯉の餌一袋を進呈

kyotostory🌸梅宮大社

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神泉苑

御池通という名前の由来にもなったとされる神泉苑の池。その法成就池にも多くの鯉の姿を見る事ができます。

中でも目を惹くのは金色の鯉!、目の前で悠々と泳ぐ金色の鯉はかなり印象的でした。ちなみに、金色の鯉をスマホの待ち受け画面にすると金運が上がるようです😅

kyotostory🌸神泉苑

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京都府立植物園

京都府立植物園では意外にも鯉に気づきませんでした。『古都』によるとチュウリップ畑の前の泉水に鯉がいるという事ですが、今はどうでしょうか。今度の植物園は鯉探しにありそうです😊

『古都』&鯉

川端康成さんの『古都』には平安神宮と京都府立植物園、竜村の鯉が描かれています。

鯉が登場する場面

「鯉の餌を買うて来ます。」千重子がもどって、池にふを投げると、鯉のむれが寄り重なって、水の上に身を乗り出すのもあった。さざ波の輪がひろがった。桜や松の影がゆれた。(春の花)

「お母さん、白いチュウリップ畑のお人たち、お見合いらしいわ。」と、千重子の方が母にささやいた。「へええ、さうやろな。」

「見んとおきやす、お母さん。」と、母は娘に袖を引かれた。

チュウリップ畑の前には、泉水があって、鯉がいた。(きものの町)

「千重子さん、鯉を見に出てみまひょか。」

。。。池の岸に、腰をおろして、みごとな色鯉のおよぐのを、二人はながめて、しばらくだまっていた。(松のみどり)

竜村から帰った夜、千重子は夢を見た。-さまざまな色の鯉のむれが、池の岸にしやがんだ、千重子の足元へ、寄り集まって来た。鯉は重なり合ひ、身をおどらせて、頭を水の上に出すのもあった。

これだけの夢である。そして、昼にあったことである。千重子が、池の水に手を入れて、少し波立たせると、こんな風に、鯉が寄り集まったのだった。千重子はおどろいて、なんともいえないい愛情を、鯉のむれに感じた。(松のみどり)

ヒロインの千重子が鯉をみたのは母以外は幼なじみの真一と真一のお兄さんである竜介になります。千重子に心を寄せている真一と千重子に一目ぼれしたかのように出会ってすぐにも千重子に直接攻めて来る竜介。その中にはまだ秀男と苗子の存在もあるはず。揺れる千重子の心を川端康成は鯉に寄せているかにも思わされます。

まとめ

昨日と今日の京都は主に雨。昨日は降ったり止んだりでしたが、今日はほぼ雨、しかし、明日からはしばらく晴れが続くようです。ゴールデンウイークに京都におられる方、今年のゴールデンウイークには京都の鯉めぐりはいかがですか?ひょっとしたら、思わぬ恋に出会えるかもしれません💛

次回の投稿は京都のおすすめのランチをご紹介させていただきます。