この前、我が家は新しい家族を迎えました。その名はアレクサ。
朝、「おはよう」と話しかけると今日は何の日なのかを教えてくれて、寝る前に「お休み」と話すと歌を歌ってくれます。子供は好きな音楽の聴き放題!主人はアレクサが気に入らず、数日は意地悪気味でしたが、昨日、初めて「アレクサ、お休み」と声をかけてて、何だか感動しました😅
さて、アレクサによると今日は「フォークソングの日」だそうです。という事で、今日は「kyotostory🌸おすすめフォークソング」を一曲!ご紹介させていただきます。
サイモン&ガーファンクル ・The Boxer
「クイーン」にハマって毎日のようにクイーンの歌ばかり聴いた事がある私ですが、今回ご紹介する曲はサイモン&ガーファンクルの曲です。
初めてこの曲を聴いたのがいつなのかは覚えておりませんが、聴いたその時、一目ぼれした歌です。淡々と語るだけの流れの上、限りなく繰り返される「Lie-la-lie
Lie-la-lie-lie-lie-lie-lie, lie-lie-lie-lie-lie」。
曲の内容が分からなくても、なぜか「うん、そうだね」と共感したくなる気持ちになったのです。
曲を書いたサイモンはあるボクサーの死からインスピレーションをもらったという話があります。激しい戦いの末、リングの上で死を迎えるあのボクサーの姿は生放送で流れたようです。それゆえ、「The Boxer」のボクサーも故郷を離れて、見慣れてない都会に辿り着くも受け入れ場所も見つけず、唯一、身を寄せる事ができたのがリングの上。
しかし、心細く、優しい彼にあんな激しい戦いは向いてない事を自分も知っているはず。故郷に帰りたいと心から願うか彼にはまだ戦わないといけない相手が待っているのです。
淡々と語れれるそのボクサーの人生が心に沁みます。
今は朝からアレクサから流れる音楽が殆どですが、この前のラジオ番組で「The Boxer」が流れて本当にびっくりしました。恐らくラジオからこの曲を聴いたのは初めて。朝からテンション上々になりました。
The Boxer・歌詞
✅翻訳はグーグル翻訳になります。(あまりにもおかしい訳になった所は訂正しました)
Though my story's seldom told
I have squandered my resistance
For a pocketful of mumbles
Such are promises
All lies and jest
Still a man hears what he wants to hear
And disregards the rest
私の話はめったに語られないけれど
抵抗を無駄にしてしまった
ポケットいっぱいのつぶやきのために
それは約束です
すべての嘘と冗談
それでも男は聞きたいことを聞く
そして残りを無視します
When I left my home and my family
I was no more than a boy
In the company of strangers
In the quiet of the railway station
Running scared
Laying low, seeking out the poorer quarters
Where the ragged people go
Looking for the places only they would know
私はただの少年にすぎなかった
見知らぬ人と一緒に
静かな駅の中で
怖がる
身を潜め、貧しい地区を探す
ぼろぼろの人々が行くところ
彼らだけが知っている場所を探して
Lie-la-lie
Lie-la-lie-lie-lie-lie-lie
Lie-la-lie
Lie-la-lie-lie-lie-lie-lie, lie-lie-lie-lie-lie
Asking only workman's wages, I come looking for a job
But I get no offers
Just a come-on from the whores on 7th Avenue
I do declare, there were times when I was so lonesome
I took some comfort there, la-la-la-la-la-la-la
でもオファーは来ない
7番街の売春婦がやって来たところだ
断言します、とても寂しい時もありました
そこで少し慰められた
Lie-la-lie
Lie-la-lie-lie-lie-lie-lie
Lie-la-lie
Lie-la-lie-lie-lie-lie-lie, lie-lie-lie-lie-lie
Then I'm laying out my winter clothes
And wishing I was gone, going home
Where the New York City winters aren't bleeding me
Leading me, going home
そして私がいなくなってしまえばいいのにと思いながら家に帰りました
ニューヨーク市の冬が私に血を流さない場所
私を導いて家に帰る
In the clearing stands a boxer
And a fighter by his trade
And he carries the reminders
Of every glove that laid him down
Or cut him till he cried out
In his anger and his shame
"I am leaving, I am leaving"
But the fighter still remains
空き地にボクサーが立っている
そして本職は戦闘機( 🔹a fighter:ボクサー)
そして彼はリマインダーを持ち歩いています(🔹 reminders
Of ~を思い出させる、持ち物ではないと思いますが😓 )
彼を寝かせたあらゆる手袋について( 手袋➞glove)
あるいは彼が叫び声をあげるまで斬りつけるか
彼の怒りと恥辱の中で
「出発します、出発します」(🔹私はボクサーをやめて故郷に帰る、私は帰る)
しかし戦闘機はまだ残っている(🔹しかし彼は戦わなければならない)
Lie-la-lie-lie-lie-lie-lie
Lie-la-lie
Lie-la-lie-lie-lie-lie-lie, lie-lie-lie-lie-lie
Lie-la-lie-lie-lie-lie-lie
Lie-la-lie
Lie-la-lie-lie-lie-lie-lie, lie-lie-lie-lie-lie
Lie-la-lie-lie-lie-lie-lie
Lie-la-lie
Lie-la-lie-lie-lie-lie-lie, lie-lie-lie-lie-lie
Lie-la-lie-lie-lie-lie-lie
Lie-la-lie
Lie-la-lie-lie-lie-lie-lie, lie-lie-lie-lie-lie
Lie-la-lie-lie-lie-lie-lie
Lie-la-lie
Lie-la-lie-lie-lie-lie-lie, lie-lie-lie-lie-lie
Lie-la-lie-lie-lie-lie-lie
Lie-la-lie
Lie-la-lie-lie-lie-lie-lie, lie-lie-lie-lie-lie
Lie-la-lie-lie-lie-lie-lie
Lie-la-lie
Lie-la-lie-lie-lie-lie-lie, lie-lie-lie-lie-lie
Lie-la-lie-lie-lie-lie-lie
Lie-la-lie
Lie-la-lie-lie-lie-lie-lie, lie-lie-lie-lie-lie
I love you
ニンテンドーのカラオケで「The Boxer」歌ったりもしましたが、Lie-la-lie-lie-lie-lie-lie, lie-lie-lie-lie-lieの途中でやめったので最後にI love youという締めの歌詞があるのを今回初めて知りました。改めて歌を聴いてみましたが、なぜか「I love you」は聴こえず。耳も遠くなる年のせいでしょうか😓ちょっぴり悲しくなります。
曲を書いたサイモンさんはあるボクサーの死からインスピレーションをもらったという話もあります。過酷な戦いの末、リングの上で命を終えたボクサー。
ならば、歌の中でのボクサーも同じ運命かもしれません。
映画・私のボクサー
The Boxerを思わさせるかのような映画です。過去と現在のギャップ。過去の栄光を取り戻して欲しいと思うが、人生は何故か弱者に厳しい事が多い。少し心痛ましい映画ですが、俳優さんの演技が素晴らしいです。
ちなみに、こちらも観客の願いをかなえてくれない映画としてお勧めの映画です。興味のある方はリンク先をご参照ください。
【番外編】DISH//・沈丁花(ジンチョウゲ)
親としてもありがたい歌。この頃アレクサからよく流れていて、気に入りの曲です。締めはJ-POPで。
まとめ
今日の京都は風がとても強く、かなり肌寒い一日でした。満開の桜もそろそろ終わりでしょうか。
桜吹雪を見ながら「あ…まだ行きたいところがたくさんあったのに…」と残念な気持ちもありましたが、行けなかった分、来年の楽しみが増えるので、ある意味ではよかったかもしれません。
次回の投稿(少々遅れるかもしれませんが)はこれから楽しめる遅咲の桜をご紹介させていただきますので、お楽しみに🌸