祇園祭の花ーヒオウギ

祇園祭の夏が始まりました。祇園祭といえば、山鉾巡行が行われる7月17日だと思ってる方々も多いかもしれませんが、祇園祭は7月1日の吉符入りからスタートして、7月31日の疫神社夏越祭まで続くのです。

今回の投稿では祇園祭の花をご紹介いたします。

祇園祭とヒオウギ

「ヒオウギ」というお花..........ご存知でしょうか? 

祇園祭とヒオウギ

祇園祭は貞観十一年(869年)、全国に疫病が流行り、その厄払いとして始まったと言われています。一方、ヒオウギは昔から厄払いの植物として知られていたので、祇園祭に使えるようになり、「祭花」になったようです。

祇園祭の花ーヒオウギ・京エコロジーセンター

祇園祭と言えば、宵々々山から宵々山、宵山、屋台、山鉾巡行との流れで楽しんでおりましたが、2019年、お友達と京エコロジーセンターと京都市青少年科学センターに行った時、初めて「祇園祭の花」を知りました。

 

「ヒオウギ」に出会った場所は京エコロジーセンタ。たまたま..........外に出た時、綺麗なお花が咲いていて…しかも「祇園祭の花」という文字が目に入って、「え???そんな花あったけぇ・・・」と😅

 

京エコロジーセンター>京エコロジーセンター (京都市環境保全活動センター) – 環境(エコ)を学ぶなら

 

今考えると、すごくラッキーな出会いでした。「ヒオウギ」を間近で見たのはあの日が初めてであり、最後だったからです。

あいにく2020年から祇園祭は中止になったので、見るチャンスがありませんでした。今年は3年ぶりの開催になりますので、運がよければ、「ヒオウギ」再び会えるかもしれません(^///^)

祇園祭の花ーヒオウギ(20190816)

ヒオウギ (アヤメ科)
 
葉が重なり合うように並ぶ様子が, 平安時代に貴族が使った檜扇 (ひおう ぎ)を思わせるところからこの名がつ きました。 夏に濃い赤色の斑点が入っ た橙色の花をつけます。
「祭りの花」 として知られ, 祇園祭 には厄除けの花として活けられます。 秋に真っ黒な種ができるのでカラ スオウギとも呼ばれます。 この黒色の 種を「射干玉: ぬばたま」 または 「烏 羽玉:うばたま」 と言います。

祇園祭の花ーヒオウギ・京都市

祇園祭の花と知られている「ヒオウギ」ですが、知る人ぞ知るような感じで、実はあまり知られていない..........事で、京都市では平成27年から檜扇の普及に取り組んでいて、

その取組の一環として,公共施設等での展示と自宅鑑賞用檜扇の販売を行っています。 自宅観賞用の「厄除京檜扇(やくよけきょうひおうぎ)」の販売もありますので、興味がある方はリンクをご参照ください。 ⇒京都市:祇園祭を「檜扇(ヒオウギ)」で彩ります祇園祭の花ーヒオウギ・動画

祇園祭の花ーヒオウギ・俳句

俳句を作りました😊


コロナ禍になって、3年間…外食は一回も行かず、バスは数え3回、美容室もワクチン3回目の接種が終わってからの一回だけ、セルフカットと染めの日々。

今年..........三年ぶり開催される祇園祭..........山鉾巡行はテレビの生放送で観る予定ですが、人を避けて、せめて宵々々山か宵々山には行ってみたいです^^;