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静かなる梅の花に彩られる:菅大臣神社と菅原院天満宮神社

この前(20240228)、菅大臣神社と菅原院天満宮神社に行って来ました。菅大臣神社は昨年の夏、祇園祭の宵山で偶然たどり着いた神社であり、菅原院天満宮神社は10年近く前スカイバス京都のツアーでガイドさんから教えて頂いた神社です。

両方の神社の祭神は菅原道真公であり、境内には梅の花が植えられていますが、菅大臣神社と菅原院天満宮神社には春に参拝した事がなく、梅の花が咲いたのを見た事がありませんでした。

春の菅大臣神社と菅原院天満宮神社の境内には梅の花が綺麗に咲いていました。菅大臣神社には飛梅としだれ梅、菅原院天満宮神社には源平咲きが綺麗です。

菅大臣神社と菅原院天満宮神社に関しては別投稿しておりますが、今回は菅大臣神社と菅原院天満宮神社の境内の花便りをお届けいたします。

菅大臣神社

『菅大臣神社略記』によると菅大臣神社は平安朝初期、菅原道真公 (八四五~九〇三)の邸、及び「菅家廊下」と称す所のあった場所であり、道真公の誕生の地とも伝えられ境内には産湯の井戸も保存されているとの事でした。

実際、菅大臣神社の周辺には菅家の邸宅があったという事を知らせる石碑がありました。

産湯の井戸

境内には産湯の井戸も保存されています。気づかなかったのですが、近所の方に教えて頂きました。(柵から覗くと見えます)

✅京都には菅原道真公のゆかりの地がいくつかありまして、初湯の井戸は菅原院天満宮神社にも保存されています。

梅の花

境内の本殿に向かう鳥居をググると右側にはしだれ梅、左側には飛梅が植えられています。

飛梅

北野天満具にも飛梅がありますが、菅大臣神社にも飛梅が植えられていました。

『菅大臣神社略記』によると 道真公の詩集である菅家文草や菅家後集によれば、現仏光寺通を中心に南北二町、東西一町が当時の菅家であり、道真公左遷に当り、「 東風吹かばにほひをこせよ梅の花 主なしとて 春なわすれそ」 と詠まれ、その後、梅の一枝が一夜にして筑紫太宰府に飛んだという『飛梅発祥の地』でもあります。

まだ蕾が多かったの、これから楽しめると思います。しかし、蕾もとても綺麗でまるでバラのようでした。

✅因みに、北野天満宮の飛梅は見ごろを迎えていました。

 

 

 

枝垂れ梅

飛梅と向かい合うかのようにしだれ梅が植えられています。まだ満開ではなく、それ故、咲いた花びらから哀愁が漂うかのようでした。

招き狛犬

全国でも珍しいと言われる招き狛犬も必見です。

アクセス

菅原院天満宮神社(追記中です😓)

源平咲き

梅丸大明神社 例祭

アクセス

kyotostory🌸菅大臣神社と菅原院天満宮神社

菅大臣神社と菅原院天満宮神社は別投稿で書いておりますので、ご興味のある方はリンク先をご参照ください。

菅大臣神社

菅原院天満宮神社