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隠れ名所:松尾大社西七条御旅所の屋台が織り成す賑やかな風景

松尾大社西七条御旅所は普段は静かな場所となりますが、松尾祭の際は境内に屋台が並んで、賑やかになります。松尾祭の際は松尾大社と西七条御旅所で屋台が並びますが、特に還幸祭では松尾大社より西七条御旅所のほうが屋台の数が多く、賑やかです。

今回の投稿は松尾大社西七条御旅所をご紹介させていただきます。

西七条御旅所

松尾大社西七条御旅所は松尾大社の摂社で御祭神は松尾大神。その創建は古く、既に平安時代末期に西七条御旅所の存在を示す記録が残っています。

松尾大社西七条御旅は松尾祭の神輿の御旅所で、元々は西七条地区に三ヶ所の御旅所があったのですが、明治時代に入ってから現在の地に定めらたと云います。

2024・松尾祭

神幸祭の前日・20240420

春の松尾大社西七条御旅所は八重桜が綺麗でした。12日に行われる神幸祭には行けなかったですが、その前日に松尾大社西七条御旅所へ行って来ました。境内には明日のための屋台が並んでいました。

還幸祭・20240512

還幸祭の日に西七条御旅所に行ったのは初めてでしたが、屋台の多さにびっくりしました。境内はもちろんの事、西七条御旅所の周辺も屋台でいっぱい。とても賑やかな雰囲気、その上、西七条御旅所は唐橋西寺公園で祭事を終えたお神輿が朱雀御旅所に向かう道にもなるので、遠くからのかけ声にさらに雰囲気は盛り上がります。

後で知りましたが、還幸祭は神輿渡御祭の中心で、氏子にとってのお祭と言えば「神幸祭」ではなく「還幸祭」を意味するようです。

2023・松尾大社西七条御旅所

松尾祭の期間中はライトアップされるようで、夜も自由に参拝する事ができました。

神幸祭が終わってからの西七条御旅所にでは、大宮社、櫟谷社、宗像社、四之社の御神輿と月読社の唐櫃(からびつ)を拝見する事ができます。

松尾大社西七条御旅所・動画

アクセス

市バス七条御前通で下車、お肉屋の「大川」さんから進むと5分ほどで着きます。ちなみに、「七条御前」の次は「七条千本」。つまり、朱雀御旅所と西七条御旅所は徒歩でも無理なく行ける距離です。

(「大川」さんはおすすめのお店。コロッケやトンカツは揚げたてなのでとても美味しいです。今後、投稿予定です)