幻想的な青色の世界─北野天満宮のもみじ苑

梅の花と真っ赤に染まる紅葉で知られる北野天満宮ですが、初夏から6月中旬頃まで楽しめるのが青もみじです。御土居のもみじ苑を流れる小川のせせらぎ、鳥の囀り、続く緑のトンネル…まさに至福のひと時とも言えます。

ちょうど…昨年のこの頃、北野天満宮の青もみじ苑に行ってきましたが(今年は5月17日に行ってきました)、丁度、その時「青もみじが見頃!」だったので、今回の投稿は北野天満宮の青もみじ苑をご紹介させていただきます。

御土居のもみじ苑に行くなら!今でしょう😊(雨が心配ですが…)

北野天満宮・2023御土居のもみじ苑

史跡御土居のもみじ苑

公開開期 4月6日~6月30日
公開時間 9時〜16時(受付終了15時40分)
入苑料 大人(中学生以上)500円・こども(小学生・修学旅行生)250円

史跡御土居のもみじ苑 - 北野天満宮

北野天満宮・20230517

手水舎

(花手水を「はなちょうず」とガイドさんが学生達に説明するのを聞きいた事があります😅)。北野天満宮には修学旅行で来る学生さんが多く、引率する先生方やガイドさんの説明が自然に耳に入る事も多くあります。まさに、北野天満宮ならではの風景でありながら、滅多にない機会!あえて、その説明に耳を傾けるのもお勧めです。

北野天満宮の花手水は季節折々の花が飾られていて、とても癒されます。

因みに北野天満宮には手水舎が二個所あります。花手水は桜門から入ってすぐ、手水舎は東門から近いです。

もみじ苑

修学旅行の学生さんが本当に多かったのですが、もみじ苑はまだ人も少なく、まさに!貸し切りもみじ苑…贅沢な時間をすぐすことができました。

昨年はちょっと行くのが遅かったため、チラシが既になくなっていましたが、今年はいただく事が出来ました。

人が少なかったので、ゆっくり楽しむ事ができました。

一緒に行ったママさんが虫と花が好きで、今回は御土居のもみじ苑で新しい発見も出来ました😊

御土居のもみじ苑の入り口傍ら出口になる場所には座る所も多く、目の前の青もみじも綺麗ので、すぐ出るよりは青もみじの余韻を吟味してからゆっくり出口に向かうのもお勧めです。

北野天満宮・20230411

まだ桜の余韻が残っている、晩春。今年は遅咲の北野桜も満開が早かったので、青もみじも昨年より見頃が早くなる可能性もあるかもしれません。この日は北野天満宮を含む遅咲の桜を念頭に置いて北野天満宮に向かったので、青もみじ苑はスルーしましたが、運がよく、青々とした新録と桜のコラボが楽しめました。

北野天満宮・20220412

御土居のもみじ苑の公開が始まったばかりでした。この日は北野桜を見に行ったので、もみじ苑は入らずでしたが、4月の10日前後だともみじ苑に加えて、北野桜と八重桜、シャガの花のトリプルの楽しみができます。

境内の花の饗宴も見逃さずに😊

御土居のもみじ苑・20220610

昨年、北野天満宮の「御土居のもみじ苑」に行って来ました。6月10日の北野天満宮、運がよく 「青もみじ・只今見ごろ」という事でテンションも上がりました😊

青トンボ

御土居のもみじ苑に向かう途中、青トンボを見つけました。

青トンボ

神社で青トンボに会えるのは神様からの歓迎サインだそうです。また、青トンボは幸運を運ぶとも言われるようです。

おそらく、修学旅行できただろう…学生さんが私の隣で一回写真を撮っただけで、殆どの人は青トンボに気付く事がなかったので、飛んでいくまでずっと眺める事ができました。それこそ…ラッキーだったかもしれません。

いよいよ「御土居のもみじ苑」へ~*

チケットになります。チケットの色も緑でした…。

青もみじマップ

「青もみじマップ」のチラシは青もみじ苑のチケットと一緒に配布されましたが、今は配るチラシがもうないという事なので、青もみじ苑に入る前、「青もみじマップ」に目を通した方がスムーズに進めると思います。

 

私が青もみじ苑から出ようとした時、青もみじ苑に入った方もどこから始めたらいいのか迷っておりました。

 

百人一首・菅原道真

御土居のもみじ苑の入り口からすぐの所に百人一首の歌碑があります。秋の紅葉だとより深く感じる一句です。

 

百人一首24番

このたびは 幣(ぬさ)も取りあへず 手向(たむけ)山 紅葉の錦 神のまにまに  ‐菅家(菅原道真)

今回の旅は急な事で幣(ぬさ)を用意する時間もありませんでした。代わりに手向山の綺麗な紅葉を差し上げますので、お受け取っていただけませんでしょうか。

ケヤキの木

樹齢600年…京都には樹齢数百年以上とされる木をよく見かけますが、その中でもっとも長い年月を耐えてきた巨木ではないかと思います。

鶯橋

鶯橋という名前は文字通り鶯が囀ることに由来します。昭和8年4月に現在の より少し上流に架けられたのが、 昭和10年の豪雨で流失、その 柱のみが現在の場所辺りに流れ着いていたようです。平成19年11月、史跡御土居の 紅葉苑開苑に際し、木製太鼓橋 として再建しました。

橋は見た目より傾斜が急なので、渡る際はお気を付けください。

今回、初めてだった御土居のもみじ苑…写真を撮るポイントを逃しました。目の前ばかりみて進んでしまい…青の中で浮かぶ紅の橋…の姿を撮ることができませんでした。ブログを書く際に気付きましたが…もう…遅いですね😢今度、再チャレンジしてみたいです。

青もみじ

青もみじ苑は花を除くと、青一色と言っても過言ではないほど、色んな青が混ざっていました。青という…その彩の深さを感じる事も出来ます。

御土居のもみじ苑の花々

御土居のもみじ苑には花も綺麗!入り口のケヤキの木と仲良しの花から奥に静かに咲いているドクダミまで…。今回は見る事が出来ませんでしたが、4月だと山吹も満開になって綺麗だとか。4月は桜など境内の花も楽しめるので、花が好きな方は4月がお勧めです。

青もみじ限定御朱印(2022年)

本殿のお守り授与所で求めます。(手書きの場合は別の場所になります)

青もみじ苑には展望台があります。展望台から本殿が見えるので、ぜひ立ち寄ってみてください。

北野天満宮・ホームページ