
京都・祇園、四条通沿いにある仲源寺(目疾地蔵)。
観光客でにぎわう 八坂神社 のすぐ近くにあります。
けれど、一歩足を踏み入れると、そこはまるで別の空気が流れているようでした。
「目疾地蔵」と呼ばれる理由
仲源寺が目のご利益で知られるようになったのは、ある言い間違いがきっかけだと伝えられています。
仲源寺の本尊である地蔵菩薩は、当初「雨やみ地蔵」と呼ばれていました。それが次第に「目やみ地蔵」と呼ばれるようになったと伝えられています。また、中原為兼の名字に「人」と「水」を加えて「仲源寺」という寺名になったと伝えられています。
小さな言葉の違いから生まれた、どこか温かみのある由来です。
アクセス|八坂神社から徒歩約8〜10分

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八坂神社の「西楼門(四条通側の大きな朱塗りの門)」を出ます。
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四条通を西(河原町方面)へ、横断歩道を渡ります。
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通り沿い左手に、こぢんまりとしたお堂が見えてきます。

✅目印は 漢字ミュージアム の近くです。(八坂神社より漢字ミュージアムの方が近いです。)
お寺の様子(動画・写真あり)
▶︎動画
▶︎写真


京の通称寺と仲源寺(目疾地蔵)

京都には、正式名称とは別に“通称”で親しまれているお寺が数多くあります。
それが「京の通称寺」です。
仲源寺もそのひとつ。正式名称は「仲源寺」ですが、多くの人は「目疾地蔵」という名前でこのお寺を知っています。
通称で呼ばれるということは、それだけ人々の暮らしに近い存在だったということ。
華やかな祇園のすぐそばにありながら、小さなお堂で静かに祈りを受け止めてきた仲源寺。
「目疾地蔵」という呼び名そのものが、京都の人々とともに歩んできた時間を物語っています。
「京の通称寺」に関する情報は公式ホームページをご参照ください。
➡「京の通称寺」公式ホームページ
まとめ
仲源寺は本当に小さなお寺です。中に入ると、すぐ本尊の地蔵菩薩があり、数分もあれば参拝は終わります。
四条通の華やかさや人の多さとは対照的に、境内は静かで、落ち着いた空気に包まれています。“狭い”のに、“広がり”を感じるような空間。それが仲源寺のいちばんの魅力かもしれません。
スマートフォンやパソコンで目を酷使する現代。
観光の合間に、そっと目を休める時間を持ってみてはいかがでしょうか。