
京都・東山を歩いていると、石畳の路地の向こうに、ふっと姿を現す五重塔。
これが、地元の人にも観光客にも親しまれている「八坂の塔」です。
八坂の塔

「八坂の塔」と親しまれている五重塔は法観寺の境内にあったのですが、今は五重塔だけが残っています。

「法観寺」の五重塔だった「八坂の塔」の高さは約46メートルあり、東山の街並みを見守るようにそびえています。何度も火災に遭いながらも、室町時代に再建され、今日まで京都のシンボルのひとつとして残ってきました。

✅定休日:不定休
✅見学時間:10時~15時
✅料金:中学生以上 400円
✅お問い合わせ: 075-551-2417
✅アクセス:市バス「清水道」下車、徒歩10分前後
八坂庚申堂&八坂の塔

八坂の塔はカラフルなくくりざるで人気の八坂庚申堂を出ると、すぐ目の前です。
庚申堂で写真を撮ったあと、そのまま塔へ向かえば、まるで京都の絵はがきのような景色に出会えます。春には桜が咲き誇り、桜と五重塔のコラボレーションは格別。散策の締めくくりにぴったりのスポットです。
夢見坂

「夢見坂」は八坂庚申堂に面した細い坂道で、三年坂や清水坂のように有名ではありませんが、その分静かで落ち着いた雰囲気があります。石畳の道を歩きながら、八坂の塔を眺める景色は、まるで京都の風景を独り占めしているような贅沢な時間です。
季節ごとに違った表情を見せてくれるのも魅力で、春は桜、秋は紅葉と、まるで絵はがきのような一枚を切り取ることができます。
観光客の方にも人気の撮影スポットですが、少し早い時間に訪れると、静かな雰囲気の中でゆっくりと景色を味わえます。
八坂庚申堂の鮮やかな彩りから、八坂の塔の落ち着いた姿へ…ほんの数分の移動で、まったく違う京都の表情を楽しめます。
八坂の塔の見どころ
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遠くから眺める姿
清水寺へ向かう小路や、産寧坂から見上げる塔はまさに京都の定番風景。
写真スポットとしても人気です。 -
間近で見る迫力
境内に入ると、木造建築の力強さを実感できます。細部の意匠をじっくり見られるのは近くでこそ。 -
時間帯による表情
朝は静かで清々しく、昼は観光客でにぎやか、そして夕暮れにはシルエットが美しく浮かび上がります。とくに夕方の風景は必見です。
八坂の塔・特別公開
ちなみに、特別公開の時期には五重塔の内部を拝観できることもあります。
20年近く前、塔の中を登った事があります。急斜面の階段を上った先にある窓から見える外の風景がとても素敵でした。

現在、法観寺は普段は中に入ることはできません。

通常は外から眺めるだけのお寺ですが、不定期の特別公開や限定プランのときには内部に入ることができます。塔の初層や二層目まで上がれることもあり、間近で木造建築の構造や、安置された五智如来を拝める貴重な体験です。
最近では、法観寺と京都のレストランがコラボした「特別拝観付きランチプラン」なども開催され、講話を聞いた後に内部見学ができる企画もありました。
また、内部は急な階段などもあるため、中学生以下は拝観できない場合があります。拝観時間も限られているため、訪れる前には必ず最新の案内をチェックするのがおすすめです。
外から眺める姿も十分に美しい八坂の塔ですが、内部に入ると、長い歴史を経て守られてきた木の温もりや息づかいを肌で感じられます。
もし機会に恵まれたら、ぜひ一度体験してみてください。