大田神社のカキツバタが今見頃!

昨日(5月8日)の京都新聞に大田神社のカキツバタの写真が載っていました。今、見頃だそうです。

昨年の場合、葵祭が行われる5月15日に大田神社に行きましたが、既に見頃を過ぎていました。

今年の見頃は5月中旬までだそうです。

今回の投稿は大田神社のカキツバタをご紹介させていただきます。

大田ノ沢のカキツバタ群落

大田ノ沢のカキツバタ群落

✅見頃:4月後半~5月中旬

✅カキツバタの拝観:300円

大田ノ沢のカキツバタ群落(20240515

20240429・京都新聞

今朝の京都新聞に例年より開花が遅れていたカキツバタがここ数日で一気に開花したという記事が載っていました。

大田ノ沢のカキツバタ群落(20230516

一日延期になった葵祭。上賀茂神社に行って、帰りに大田神社に寄ってきました。

今年はカキツバタの開花が早かったようで、本来なら満開のはずが…見頃を過ぎていましたが、境内でタゴカエルの不思議な泣き声に会える事ができました。

大田ノ沢」にはカエルが多いようで、カエルの合唱と鳥の囀りのコラボはまさに無限の癒し!感謝です。

大田ノ沢のカキツバタ群落(20221104)

大田神社は境内東側の沢地である大田ノ沢(おちたのさわ)は野生のカキツバタの名勝で知られています。「大田ノ沢のカキツバタ群落」は「深泥池生物群集」と同じく国の天然記念物に指定されています。

「大田ノ沢のカキツバタ群落」は閉まっていましたが、許可を頂いて少しだけ入らせていただきました。)

秋の「大田ノ沢」は響く鳥のさえずりの中、静かに春を待つカキツバタ…花咲くその日が待ち遠しです。

カキツバタを見に行った事はありませんが、5月中旬頃に見頃を迎える様ですが、今年は早くも5月2日に見頃を迎えてるようです。約2万5千株というのカキツバタが満をを迎え、目いっぱい広がる紫の波、本当に素敵です。

大田神社のカキツバタ

御朱印を頂く際、カキツバタの事を尋ねると、頂きました。

「神山や 大田の沢のかきつばたふかきたのみは色に見ゆらむ 」
 
この歌は、平安時代後期から鎌倉時代初期にかけての歌人、藤原俊成(としなりまたはじゅんせい)が詠まれた歌で、すでに平安時代にはこの地が名勝であった事を伝えています。
 
大田神社のカキツバタは古代から咲き続けた花と言われており、深泥ヶ池同様
古代に京都がまだ湖であった頃の面影を残す泥炭地である事から昭和十四年に国の天然記念物に指定されました。

いずれが あやめ かきつばた

「いずれが あやめ かきつばた」
あやめも、かきつばたも、美しい花ですが、似ていて区別がつかないところから
選択に困ることの例えとして昔から使われてきた言葉です。
 
あやめは花びらに網目のような模様があります。この網目の模様から「あやめ」
と名付けられた説もあります。また、かきつばたは網目の模様はなく、花びらの付
け根に一筋の線が入っています。この花の汁で布を染めたところから「書付花(かきつけばな)」が「かきつばた」になったとも言われています。また花菖蒲もよく似ていますが花びらの中央が黄色く色付いているのが特徴です。
 
かきつばたが水を好むのに対し、あやめは陸を好みます。
 
またかきつばたが五月に咲くのに対して花菖蒲は六月に花をつけます。

カキツバタの花言葉

幸運は必ず来る

幸せが必ず来る

大田ノ沢の言伝

池に手を入れると手が腐る
➞あまりに美しい花ので、人が花を持ち去るのを戒めた言葉として伝わっています。

大田神社・御朱印とお守り

大田神社・御朱印

大田神社・お守り

カキツバタの花言葉は「幸運は必ず来る」、「幸せが必ず来る」という…何とも素晴らしい花言葉。

幸せは必ず来ます…毎日、数えきれないほど幸せは訪れているかもしれません。ただ気づいてないだけ…または、あまりにも当たり前の事で幸せのカテゴリーに入れず、手につかめない幸せ・幸運だけを求めているだけ…なのかもしれません。

カキツバタの花言葉から…些細な幸せ・幸運に気づき、その積み重ねが幸せな人生を導いてくれるのではないかと改めて感じました。

[番外編]古都を彩る舞台:自然と歴史が織りなす京都の葵祭

[番外編]大田神社

アクセス

まとめ

気が付けば、もうすぐ……葵祭。葵祭の行列は京都御所から下鴨神社を経て、上賀茂神社に到着します。大田神社は上賀茂神社から徒歩で行ける距離なので、葵祭に行かれる方々、大田神社のカキツバタはいかがですか?