ツツジ
ツツジの漢字をご存じですか?ツツジの漢字は躑躅。檸檬と似た感じの難しい漢字になります。
その「躑躅」という漢字には「見る人が足を止めるほど美しい」という言われに由来する説もあるようです。その例として、「躑」と「躅」に「たちどまる」と「たたずむ」という意味がある事が挙げられます。➡ツツジ - Wikipedia
「見る人が足を止めるほど美しい」ツツジ……既に見頃が過ぎた場所もありますが、見頃を迎えている場所もあります。今回の投稿は昨年と今年の情報を含めて、今から楽しめるツツジをご紹介させていただきます。
梅小路公園
梅小路公園は梅の花の名所で知られていますが、梅の花に続き桜と青もみじの名所でもあります。しかも今だと至る場所でツツジロードが楽しめます。ツツジの中にはあまり見かける事ができないさくらツツジも咲いているので、行かれる方はぜひさくらツツジを探してみてください。
20250427・梅小路公園
場所によっては見頃の所もありましたが、まだまだ咲く始めの所も多かったので、これからが見頃を迎えるのではと思います。
20240425・梅小路公園
さくらツツジに関する詳しい内容はリンク先をご参照ください。
梅小路公園・アクセス
東寺
(東寺に載せた写真は過去写真になります。)
東寺はツツジの穴場。ツツジはそこまで多くはありませんが、色んな場所からツツジを楽しむ事ができます。
東寺・アクセス
梅宮大社
桜門の前のツツジ(サツキツツジだそうです)も綺麗です。
梅宮大社・神苑
ツツジの隠れ名所である梅宮大社の神苑。春は梅と桜、夏は紫陽花の名所でもあります。桜が見頃を終えた今、苑内はカラフルなツツジの色で染められています。
拝観時間 9時~17時
参観料金 大人:600円・小人:400円
団体料金(20名以上) 大人:500円・小人:300円
20250502・梅宮大社
境内でもツツジとアヤメ?が楽しめます。
20250424・梅宮大社神苑
20240419・梅宮大社神苑
真っ赤なキリシマツツジが水面に映る姿も必見です。
ツツジと共に楽しめるのが青もみじとカキツバタです。先週はアヤメが少し咲いていて、カキツバタはまだでしたが、そろそろ咲き始めるのではと思います。
梅宮大社・ホームページ
梅宮大社・アクセス
天龍寺
(天龍寺に載せた写真は過去写真になります。)
天龍寺は境内と庭園にツツジが咲いていますが、入り口のツツジには圧倒されます。
曹源池庭園(そうげんちていえん)にはドウダンツツジを含め山吹も咲いているようですが、庭園には一回ぐらいしか入った事がなく、あまり覚えておりません。今度、庭園にも参拝してみたいです。
天龍寺は青もみじも綺麗ので、青もみじとツツジのコラボも楽しめます。
天龍寺・アクセス
長岡天満宮
長岡天満宮のキリシマツツジは京都検定でも出題されています。今年のキリシマツツジは見頃を終えた場所もあるようですが、別のツツジが見頃を迎えているのでまだまだツツジを楽しめるのではと思います。
京都新聞・キリシマツツジ
長岡天満宮・ホームページ
長岡天満宮・アクセス
三室戸寺
梅の花と紫陽花の名所で知られる宇治のお寺「三室戸寺」はツツジの名所でもあります。平戸つつじ2万株が咲く誇る平戸つつじ園はゴールデンウィーク前後に満開になると予想されています。
期間:令和7年4月19日(土)~5月11日(日)
時間:8時30分~15時40分
拝観料:大人1,000円 小人500円
ホームページ
アクセス
[番外編] 蚕ノ社
ツツジが続くという事ではないですが、それでもかなりインパクトがあります。
まとめ
ツツジの名所、いかがでしたか?ツツジはマンションや道端にもよく植えられているので、近くでもよく目にする事ができますが、中には、あまり目にする事ができないツツジもあります。もう始まったばかりのゴールデンウイーク…「京のツツジ巡り」はいかがですか?