今年は異例の早い桜の開花宣言が続き、いつもなら満開の桜の前での入学式になるはずが殆ど桜が見当たらない葉桜になった所も少なくなかったのでは。
しかし…これで桜シーズンは終わった!と思ってはいけません。京都にはまだまだ桜を楽しめる場所があるからです。
今回の投稿では今からでも楽しめる桜の名所を既存の投稿を含めて、「とりあえず投稿」でご紹介させていただきます。
今日、北野天満宮と千本釈迦堂、千本ゑま堂、平野神社に行って来ました。遅咲の桜がもう満開でした。ゆっくり追記中です😅
桜豆知識
普賢象桜
普賢象桜は室町時代から知られている有名な花で、花の中央から2本出ている雌しべ(変わった葉との説明もあります)が普賢菩薩が乗る白象の鼻に似ていて「普賢象」という名前が付けられたと云います。
二本の緑の葉?が「普賢象」という名前の由来になっています。
須磨浦普賢象
平野神社神社の桜苑にあります。とても大きくて立派でした。4月11日時点で…満開でした。
1990年4月、神戸市須磨浦公園内に植えられている普賢象の枝変わりとして発見され、笠原基知治により当会に導入されました。花の形質のうち、花色が黄緑色に変化したもので開花終期には花弁の基部から赤変し、時に二段咲きの花が混じります。発見された場所と元の品種名に因んで、当会結城農場長(当時)田中秀明により名付けられました。(須磨浦普賢象 | 桜図鑑)
御衣黄桜(ぎょいうこうざくら)
名前の由来は貴族の衣服の萌黄(もえぎ)色(萌黄 - Wikipedia)に似ているためだそうですが、まさに萌黄色でした。ウコン桜より御衣黄桜の方が色が濃いです。
黄桜(ウコンの桜)
御衣黄桜と並び、数少ない淡黄緑色の桜の品種。
花の色がショウガ科のウコンの根で染めた鬱金色に似ている事でウコンという名が付いたそうです。(岐阜県森林研究所の桜図鑑(さくら (gifu.lg.jp))
東寺
松尾大社
御衣黄桜と八重桜が満開でした。
仁和寺
御室桜はもう葉桜が多くなりましたが、普賢象桜はこれからも楽しめると思います。梅小路公園の普賢象桜は満開でした。
梅小路公園
早咲の桜はもう終わりましたが、水族館付近と平安の森付近では満開の桜が楽しめます。
ウコン桜
桜はピンクだと思っていますか?何と!世の中には緑の桜だって、あるのです。
石原虎の尾
原木は京都市左京区の市原にあったといわれています。
花は短枝に密に着き、その様子が枝全体で虎の尾のように見えることに因んで命名されました。(イチハラトラノオ )
兼六園菊桜
普賢象桜
普賢象桜は水族館の前と平安の森から近くにあります。仁和寺の普賢象桜はまだ満開ではありませんでしたが、梅小路公園の普賢象桜は見ごろを迎えていました。
北野天満宮
もう青もみじ苑が公開されていました。
北野桜
日本に一本しかない桜…北野桜。
遅咲である北野桜ですが、神社の方によると……今年は一週間前ぐらいが満開だったようです。今は散り初めというか、緑桜が多く見られました。
八重桜
境内の八重桜はだいぶ散ってしまいましたが、北門から出て、西陣の石碑がある辺りの八重桜が満開で、とても綺麗でした。隣には紅のハナミズキも満開、少し離れている白のハナミズキも満開です。
平野神社
ウコン桜、普賢象桜、御衣黄桜…もう満開でした。
千本釈迦堂
桜の木の数は少ないですが、普段の花見では目にすることができない桜が多く植えられています。遅咲の普賢象桜、御衣黄桜、ウコン桜がいずれも満開でした。
千本ゑま堂
満開の普賢象桜が本当にきれいでした。桜が紫式部を囲んでいるようでした。
藤の花も咲いているので、普賢象桜と藤の花のコラボも楽しめます。