北野天満宮・北野桜(20220412)
春が近づくと、天気予報では早くも桜前線が登場して、心がピンクに染まり始まります。その桜…なんと600以上の種類があるといいます。私には山桜、ソメイヨシノぐらいしか浮かびませんが…。
日本では、江戸時代までに栽培品種を含め300種を超えるサクラが存在していたとされ[1]、現在では固有種を含んだ10類の基本の野生種を基に、これらの変種以下の分類を合わせて100種類以上の自生種があり、さらにこれらから育成された栽培品種が200種あり、分類によっては600種を越えるとされる。(ウィキペデアより)
そんな中…花びらか白からピンクに変化するという日本唯一の新品種…「北野桜」があります。遅咲きなので、ほとんどの桜が散り始めてからでも楽しめます。
北野桜が初めて新種として「北野桜」と命名されたされたのは2016年。
「北野桜」と命名されて・・・今年で5年以上経ったのですが、割と「北野桜」を知っている人はそこまで多くなく、私も今年初めて知りました。やはり…北野天満宮いえば梅の花!というイメージが強いからではないでしょうか。
しかし、北野天満宮には桜の花も綺麗です。八重桜も北野桜も遅咲きなので、花見に間に合わなかったとしても、北野天満宮では4月の後半まで花見ができるかもしれません。(今年の北野桜は4月24日頃までが見頃だったそうです。)
話しが変わりますが…今年は「北野桜」と別に…飛梅伝説で名高い…飛梅の組織培養で増殖させた同じ遺伝子を持つ苗木が初めて開花した事で大きい反響を呼びました。「2009年から住友林業とともに組織培養での増殖に挑戦、17年から完成したクローンの苗木5本を境内の梅苑に植えて育ててきた」と記事に書いてました。
今年は梅の花も、北野桜も見に行ってきましたが…『梅庭』までは行けず、クローンの梅の花は見る事ができませんでした。来年は『梅苑』にも行ってみたいと思っております。(北野天満宮の梅の花は別の記事で今後投稿予定です。)
ここから…再び…「北野桜」の話に戻ります。
桜は木から出てきた枝が伸びて咲いたのが多く、生命の尊さを感じました。
案内版から読み取る『北野桜」
御神木「北野桜」北野天満宮と桜菅公御歇
櫻花ぬしをわすれぬものならば吹きこむ風にことづてはせよ[訳]「桜の花よ、主人を忘れないでいるならば、東から配所にいる私のほうに吹いてくる風に伝言をしておくれ」北野右近馬場は桜の名所であった。
北野桜・20220412
薄紅の蕾から咲くのは白い花、それが徐々にピンクに変わっていくので、今だと蕾を含め…白とピンクの両方の花を楽しめます。
満開になるのは今月中旬から下旬という事です。
白と薄ピンクの花びらが一緒に楽しめます。
八重桜・20220412
本殿から出てすぐの…満開の八重桜。昼前でしたが、そこまで人も多くなく、ラッキーな事に…またも贅沢なゆっくりお花見ができました。
風が強まると落ちてくる桜吹雪…行く春を感じさせます。
青もみじ苑
北野天満宮では梅苑に続いて今は青もみじ苑が公開されています。
期間 20220409-20220626
時間 午前9時-午後4時
参拝料金 大人500円 小人(小学生以下・修学旅行生)250円
時間が足りず…青もみじ苑には入ることができませんでしたが…
北野桜はまだ蕾が多く、満開になるのは来週からになるので、今だと八重桜と北野桜に加えて青もみじのトリプル楽しみ、八重桜が散ったとしてもダブル楽しみが味わえます。(今は青もみじ苑だけになります)
青もみじ苑はまだまだ余裕があるので…今度はゆっくりマイナスイオをだっぷりいただくよう…行ってみたいと思います。
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