kyotostory🌸

韓国人が書く底なし…?京都

短歌の思い出・京短歌&プレステ短歌&日々淡々短歌

🔹あさいち×俵万智

テレビは主に録画して観る派でですが、この前、偶然、リモコンを押すと「あさイチ」という番組で俵万智さんがグスト!そのまま終わるまで観ちゃいました。

番組の中では俵万智さんの上の句「金曜の朝いちばんに思うのは」に付け句を募集しましたが、まさに共感!という句がありました。よく覚えていないのですが、おそらく…「いたたたたたた五十肩(間違ったらすみません)」

五十肩の痛さを生々しく表現した句です。まさに…今、五十肩で右の肩の痛みが酷く痛み止めの薬を飲んで、五十肩体操?を毎日、頑張っているわけで、あの句を見て、ほっとしました。「自分だけではないんだ…。」と😅

短歌は大昔少しだけ作った事がありますが、十年以上殆ど触ってなかったので、かなり懐かしい…俵万智さんの『サラダ記念日』はこの頃、たまに読んだりしてたので、とても楽しい時間でした。

育児短歌を「さしみ短歌」と表現する事にはなるほどと。まさにありのままの子供の成長を短歌に取り入れる…振り返ってみると思い出にもなる…。お子さんのお名前に込めた思いも素敵でした。自分もイライラばかりでなく、子供の発する言葉を入れて短歌を作ってよかったと後悔も…。

 

番組を観て、すごく短歌が作りたくなりましたが、すぐ作れるものでもなく、とりあえず、昔…作った短歌を読みかえしてみました。中には三十一文字になってない句も多く…こんな短歌を作ってたんだと…すこし反省もありつつ、今後、短歌が作れたらいいなという願いを込めて…今回の投稿は「短歌の思い出」になります☺️

🔹京都×短歌

晴天の平安神宮神苑の枝垂れ桜に遥か紫

 

晩春の日差しに浴びる電車の中パノラマのよう幸せ開く

 

紅葉晴れ嵐山行き嵐電と共に広がる秋のプリズム

 

瞬く間重ね重ねる鍋の山紅葉パート入り湯豆腐嵯峨野 

 

膝の上開いたものの何も読まず到着する朝の興戸駅

 

わしの前枯れたトンボ氏風に飛んで電車を待つ近鉄東寺

 

つまらないなんかうっとする帰り道東寺の塔さえ不機嫌のよう

 

おぼつかな写真をとるという事北山杉の青い波々

 

皐月晴踏み出す古道絶えず時川は変わらず柳の支え

 

🔹決戦(プレステ)×短歌

20年近く前、決戦というゲームが流行ったらしく、主人がかなりハマっていて、毎晩のようにゲームに夢中でした。その姿を見て読んだ歌です。

決戦はシリーズで何個か持っていたとおもいますが、既にすべて処分して、プレイステーションも処分。今はゲームは全くしないので、今読むと懐かしい感じになります。

ゲームから習うと易しいよと話したくせに自分ばかりやる

 

決戦(プレステ)に夢中になったその日から夜中まで続く戦国時代

 

帰ったら晩御飯そして決戦(プレステ)耳にはいつも馬の足音

 

落ち込んで武田信玄強いのよ真剣な顔で語る信長

 

みな行くぞ突進する兵士達決戦(プレステ)と共に深ける熱帯夜

 

🔹甲子園 高校野球×短歌

決戦の熱気に満ちた甲子園猛暑の昼ぞっと鳥肌

 

八回の満塁ホームラン改めて信という文字信じる事に

 

もう9回決戦までには後一歩熱血男児夏甲子園

 

🔹日々淡々×短歌

なんとなく涙ぼろぼろどうしても止まらず川になる時もある

 

鮮やかなアジサイ模様の初ゆかた着方も慣れず花火を待つ

 

山のよう滞っている課題に朝から呆然と空ばかり見ている

 

めちゃくちゃなんともかんともできない日タロットカードに未来を賭ける

 

曇り空涙流れて雲のせい耐えぬ耐えない今日はブルー 

 

次は赤気持によって変わる色ぷよぷよ笑う蒟蒻ゼリー