
京都の松尾大社は、山吹の名所として知られ、毎年「山吹まつり」が開催されています。
境内には約3000株の山吹が植えられ、一ノ井川沿いを中心に、やさしい黄色の風景が広がります。
※2026年4月16日訪問
現在、山吹は見頃で、蕾も多く、これからさらに楽しめる状態でした。

松尾大社の山吹は、例年4月中旬ごろに見頃を迎えます。
ちょうど今が、その美しさをゆっくりと味わえる時期です。
眩しいほどの黄金色の風景は、見る人の心を一瞬で捉え、思わず足を止めてしまう美しさです。
今回の投稿では、そんな松尾大社の山吹をご紹介します。
山吹まつり

🔹期間:2026年4月10日~5月5日
🔹場所:松尾大社境内(自由参拝、松風苑は要参拝券)
※屋台などの出店はなく、落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと楽しめます。
山吹とは

山吹は、黄色い小さな花が可愛らしいバラ科の植物です。
山の谷間で枝が風に揺れ動くさまから「山振」
遠くから見るとモッコウバラにも似ていますが、同じバラ科ということを知ると、どこか納得できる気がします。

山吹のほうが、より鮮やかな“ビタミンカラー”。
見ているだけで、少し気持ちが明るくなるような色合いです。
山吹の花言葉
黄金色に輝く花びらから「崇高」「気高い」
また、その色にちなみ「金運」「富」といった意味もあるそうです。
松尾大社で見られる山吹
山吹には「一重」「八重」「菊咲」などの種類がありますが、松尾大社では
・一重
・八重
・白山吹
を楽しむことができます。

参拝券が必要な松風苑については、昨日、白い山吹が咲き始めている案内が出ていました。
今回は庭園には入っていませんが、境内とはまた違った、静かな景色が広がっているようです。
2026・山吹
2026年、4月16日、松尾大社の山吹は所々、見頃を迎えていました。
境内を流れる一ノ井川のほとりに、やわらかな光をまとって広がっている山吹に多くの人がカメラを向けていました。
まだ蕾も多く残っていましたが、すでに見応えは十分。これから数日〜1週間ほどで満開になるのではと思います。
これからさらに花が開いていく、そんな“これからの時間”も感じられる風景でした。
山吹は参拝道から境内へと広がり、見どころが点在しています。
全体の雰囲気は、動画でもご覧いただけます。
▶ 2026・松尾大社の山吹き
桜&山吹
そして今は、八重桜も満開。
山吹のやさしい黄色と、ふんわりと重なる桜の風景が、境内をより華やかに彩っていました。
20260416
20250419
松尾祭と山吹

「おいで」と「おかえり」で親しまれている松尾祭。
その中でも「おいで」にあたる神幸祭は、ちょうど山吹の見頃と重なる時期に行われます。
山吹の咲く道を、神輿がゆっくりと進んでいく――
静けさとにぎわいが交差する、その瞬間もまた、この季節ならではの風景です。
例年、神幸祭は4月中旬(2026年は4月26日)に行われ、
境内や周辺は多くの人で賑わいます。
とくに神輿の巡行時間帯は混雑しやすいため、
ゆっくり山吹を楽しみたい場合は、時間帯を少しずらして訪れるのもおすすめです。
一方で、祭のにぎわいと山吹の風景を一緒に楽しめるのは、この時期だけ。
少し人の多さも含めて、春の京都らしい時間を感じられるかもしれません。
御朱印・お守り
御朱印

お守り


松尾大社では、季節の参拝とあわせて御朱印やお守りをいただくこともできます。
山吹の季節に訪れることで、より印象深い参拝になるかもしれません。
京都五社めぐりについて
松尾大社は、京都の東西南北と中央を守る神社を巡る「京都五社めぐり」のひとつでもあります。
それぞれの社を巡ることで、京都を守るかたちを感じられる、静かな巡礼のような旅です。
御朱印を集めながら巡る楽しみもあり、山吹の季節とあわせて訪れるのもおすすめです。
▶ 京都五社めぐりガイド(スタンプ・満願記念しおり)はこちら
休憩処「団ぷ鈴」
松尾大社の桜門の階段すぐ近くにある、参拝者向けの休憩処「団ぷ鈴」。
散策の合間にひと息つける、落ち着いた雰囲気の場所です。
「団ぷ鈴」については、別の記事で詳しくご紹介しています。
▶ 団ぷ鈴の詳細はこちら
周辺スポット(松尾橋の菜の花)
松尾大社のすぐ近く、松尾橋周辺では菜の花も見頃を迎えていました。
山吹とあわせて、春の風景をもう少し楽しみたい方におすすめです。
まとめ
満開の少し手前――
すべてが咲き揃う前だからこそ、これから満ちていく時間まで感じられる風景。
山吹、八重桜、そして咲き始めた白山吹。
それぞれの春が重なり合う、このひとときに、訪れてみませんか?