年明けの京都…既にたくさんの行事が行われています。今回の投稿は京都の新年行事を新聞記事とYouTubeなどを通じてご紹介させていただきます。
- 七福神まいり
- 嵯峨嵐山スタンプラリー
- 十日ゑびす大祭(初ゑびす)
- かるた始め・八坂神社
- 蹴鞠初め・下鴨神社
- 白馬奏覧神事・上賀茂神社
- 後七日御修法(ごしちにちみしほ)・東寺
- 寒中托鉢(たくはつ)修行・聖護院
- 皇后盃 全国都道府県対抗女子駅伝競走大会
- 蓮華王院(三十三間堂)・通し矢
七福神まいり
「七福神まいり」をご存じですか?
七福神とは恵比寿、大黒天、福禄寿、毘沙門天、布袋、寿老人、弁財天の事でそれぞれご利益が違うため、そのご利益を求めてそれぞれの神様をまつわるお寺を巡るという事ですが、特に「正月に参詣すると福がもたらされるという」という事で、今は新年の風物詩として定着しています。
泉山七福神巡り
「泉山七福神巡り」として知られている「泉涌寺の七福神めぐり」は成人の日の一日だけ行われる事と泉涌寺の塔頭を巡る事で七福神のご利益が頂けるという事が特徴です。
期間:毎年1月の第2月曜日(成人の日)
内容
1即成院(福禄寿):長寿・幸福
2戒光寺(弁財天):商売繁盛・芸能上達
(番外)新善光寺(愛染明王)敬愛和合
3観音寺(恵比寿神):商業繁栄・海運守護
4来迎院(布袋尊):知足福・家業繁盛
5雲龍院(大黒天):福徳
(番外)泉涌寺(楊貴妃観音):良縁・諸願成就
6悲田院(毘沙門天)財宝自在
7法音院(寿老人):長寿・健康
泉山七福神巡りは七福神めぐりに番外の二箇所が加えて、九ヶ所(久福神)巡りになっています。九福神の「九」は中国において最大の吉数を表し、「久しく」福が続くようにという意味があると云います。
泉山七福神巡り・想い出
「泉山七福神巡り」には数回、参加した事があります。笹を頂いて順番に泉涌寺路を進みますが、どれも欲しい物ばかりで…かなり参りました。子供も幼い頃、何回か行った事がありますが、今は覚えてないようでした😅
7番目の法音院だったと思いますが、甘酒の振る舞いがあり、寒い中…ほっこりと体が温まった事も思い出しました。
法音院は見晴らしもよく、「泉山七福神巡り」で頂いた縁起物でいっぱいの笹と共に甘酒を味わいながら京都市内を眺める方々も多かったと思います。
ここ数年、なかなか行けなくて、色あせた笹と未だに鮮やかな縁起物の返却が出来ずにいますが、いつか…また「泉山七福神巡り」に行きたいです。
「泉山七福神福笹オンライン授与」
泉涌寺ではコロナ禍の昨年から「泉山七福神福笹オンライン授与」を実施しています。
泉涌寺・ホームページ&アクセス
都七福神まいり&金印御朱印
期間:2022年1月7日~1月9日(2月以後は毎月7日、要確認)
値段:300円(書置きの御朱印を頂きました。金印を押してくれるという事はその場で書いていただく御朱印の事…かもしれません。2月以後は毎月7日に金印御朱印が頂けるので、次回確認予定です。書置きの御朱印は800円でした。ご参照ください)
内容:都七福神まいりの御朱印に七福神の名前が入った金印が加わる。
場所:ゑびす神の恵美須神社(東山区)
大黒天の妙円寺(左京区)
毘沙門天の東寺(南区)
弁財天の六波羅蜜寺(東山区)
福禄寿神の赤山禅院 (左京区)
寿老神の 革堂(中京区)
布袋尊の万福寺(宇治市)
七福神で唯一、日本生まれの神様は?「ゑびす神」
嵯峨嵐山スタンプラリー
十日ゑびす大祭(初ゑびす)
初ゑびすは京都検定にも出題されています。
期間:1月8日から1月12日(5日間、10日は初ゑびす)
内容
商売繁昌・家運隆昌を祈願した吉兆笹と縁起物の大宝・福俵・福箕・福熊手・福鯛・宝船・宝来等が授与されます。
終日、神楽の奉納が行われます。
かるた始め・八坂神社
蹴鞠初め・下鴨神社
白馬奏覧神事・上賀茂神社
上賀茂神社の神馬舎(しんめしゃ)…ご存じですか?神馬は「神が騎乗する馬 として神聖視された馬」の事で、上賀茂神社には神馬を安置する神馬舎があります。
➡ 上賀茂神社の神馬は昨年の京都検定(第21回)にも出題されました。
(99)昨年(2021)、神馬が10年ぶりに代替わりして7代目になった。この神馬の名は祭神の降臨した神山にちなみ「神山号」の名前が付けられているが、この神社はどこか。
ア)上賀茂神社
イ)藤森神社
ウ)粟田神社
エ)貴船神社
恐らく…こちらの場所になります。
以前は立派な神馬をよく拝見する事ができましたが、昨年は二回行きましたが、神馬舎は空いていました。今は神馬出社日が決まっているようです。
1月1日(日)~5日 (木)
7日 (土) ・8日 (日)・9日 (月)
14日 (土)・15日 (日)・16日 (月)
22日 (日・29日 (日)
※
後七日御修法(ごしちにちみしほ)・東寺
鎮護国家、五穀成就、国土豊饒を祈る真言宗で最高の儀式。
御修法は、宮中の重要な年の始めの正月行事として、一日から七日までの七日間を神事、八日から十四日までの七日間を仏事で営み、後七日とは八日から十四日までの七日間の事で、この行事の名称を「宮中真言院後七日御修法」とも「真言院御修法」 とも呼び、通称は「みしほ」と親しまれています。
東寺に関する投稿はこちらをご参照ください。
寒中托鉢(たくはつ)修行・聖護院
日程:1月8日~1月14日
内容:市内六千軒の信徒家々を回り、1年間の家内安全と息災長久を祈願する
皇后盃 全国都道府県対抗女子駅伝競走大会
大会当日は交通規制が行いますので、お出かけの際はご確認ください。
蓮華王院(三十三間堂)・通し矢
「通し矢(とおしや)」は、お堂西縁の南端から120メートルの距離を弓で射通し、その矢数を競ったもので、矢数をきめて的中率を競う「百射(ひゃくい)千射(せんい)」等があります。
江戸時代、殊に町衆に人気を博したのは「大矢数(おおやかず)」で、夕刻に始めて翌日の同刻まで、一昼夜に何本通るかを競うもので、慶長11年(1606)の浅岡平兵衛の試技以来の武芸者の栄誉をかけたものとなり、尾張、紀州の二大雄藩による功名争いは人気に拍車をかけ、京都の名物行事となりました。蓮華王院 三十三間堂
➡京都検定にも出題されています。
「三十三間堂」の名前にちなんで「三」の重なる〈桃の節句〉に行なわれる法会で、華道池坊の献華式と華展、寄席や千体観音像を特設の高壇から遥拝するなど、縁日(無料公開)のみの慶祝行事が催され、限定の女性専用「桃のお守り」も授与されます。
🔹毎年3月3日は参拝料金なしで三十三間堂に参拝できます。
団体料金(25名以上) 大人550円 高校中学350円 小学生250円