2024年もあと僅かになりました。コロナ禍の前なら、今頃、ロームイルミネーションの輝く光に大勢の人が年末の京都を楽しんだわけですが、コロナ禍でロームイルミネーションは中止を経てついに終了になって、未だにこの頃になると寂しい気持ちがあります。
話しが変わりますが、2025年の干支は巳。個人的に蛇は超苦手、ミミズもためです。なので、巳年になると気が重くなります。
ですが、それはそれで、巳年だからこそ、訪れたい場所が京都にはあります。その神社の一つが京都御苑にある厳島神社です。
京都御苑に神社がある?と思う方もおられるかもしれませんが、京都御苑には多くの神社があり、その神社の中で「京都三珍鳥居」で知られているのが厳島神社です。
今回の投稿は巳年におすすめの「池の弁天さん」と親しまれている厳島神社をご紹介させていただきます。
厳島神社
厳島神社と言えば広島が浮かびますが、京都にも厳島神社があり、両方とも平清盛が関わっているのは興味深いです。
厳島神社は平清盛が母祇園女御のため厳島神社の神を祀ったのが始まりだそうです。厳島神社が建てられている九条池と池の畔にある拾翠亭は九條家のもので、厳島神社は九條家の鎮守社だったと言われています。
神使い・蛇
厳島神社はかなり小さい神社ですが、大体の人は目の前の池に進むので、神社の奥まで進む人はあまりいません。でも、その奥に入ると深く沈んだ雰囲気が漂っていて、外では見えない何かが見えるような感じになります。
その厳島神社の神使いは「巳」つまり「蛇」です。
巳お守り
巳の神使い神社ならではのお守りが頂けます。「巳お守り」です。
厳島神社・社務所
厳島神社の社務所は毎月1日、15日(8:00~16:00)だけになります。
それ以外は、菅原院天満宮神社(電話 075-211-4769)へお問合せください。
(菅原院天満宮神社は京都御苑から徒歩で行けます)
菅原院天満宮神社は別の投稿で書いておりますので、ご興味のある方はリンク先をご参照ください。
京都三珍鳥居・唐破風鳥居
厳島神社の石鳥居は唐破風の形をしている事から唐破風鳥居と呼ばれています。
厳島神社の石鳥居は国の
京都の三珍鳥居は別の投稿で書いておりますので、ご興味のある方はリンク先をご参照ください。
厳島神社・時代祭
厳島神社からすこし歩くと堺町休憩所です。
時代祭が行われる10月22日は休憩所の周辺にキッチンカーが並び、観覧席の当日券の売り場も設けられます。
厳島神社のすぐ前でバターうどんを頂きましたが、とても美味しかったです。来年の時代祭に行かれる際は厳島神社と近くのキッチンカーも楽しんでください。
厳島神社・高倉橋
厳島神社は橋が楽しめる神社でもあります。
入り口になる橋も素敵ですが、もう一つの橋が高倉橋です。秋にはセイタカアワダチソウは見ごろを迎えて眩しいほどの光を発していました。
九条池にかけられた長く続くその橋を渡ると目に入るのが拾翠亭(しゅうすいてい)です。
拾翠亭(しゅうすいてい)
拾翠亭は普段は非公開ですが、(年末年始を除く)毎週木・金・土曜日と葵祭(5/15)、時代祭(10/22)に公開されます。
参観料金は300円ですが、とても素晴らしい場所で、あの値段で参観できるなんてありがたい!と思われるほど大満足でした。
参観時間が9:30~15:30(見学受付は15:15まで)なので、行かれる方は時間に余裕を持って行って下さい。
拾翠亭からは厳島神社と高倉橋が見えます。
厳島神社・動画
厳島神社・アクセス
まとめ
厳島神社、いかがでしたか?いくら眺めても飽きない高倉橋からの風景、近くには休憩所があり、春になると梅と桜が楽しめる京都御苑の中にある厳島神社。京都に来られる際はぜひ、厳島神社にも足を運んでみてください。