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あなたの知らない京都

大報恩寺(千本釈迦堂)


もう12月になりました。今年の12月はワールドカップで寝不足の方々も多いのでは。今朝はこちらも4時に起きてワールドカップを観戦しました。周りにはみんな起きて、ママだけ起きて、ママだけ寝て、ご主人だけ起きて等々…色んなパターンがありました😊朝のお空もいつもとは何か違うように感じた今日でした。

さて、急に気温が下がって、一気に冬入りの京都ですが、京都の冬の風物詩と言えば、南座の顔見世(京都・南座でまねき上げ 師走招く準備整う 顔見世興行12月4日から京都新聞 )と大根焚き!

今回の投稿では恒例の大根焚きで知られている千本釈迦堂をご紹介いたします。

千本釈迦堂には夏の陶器市に初めて行ったので、まだ情報は少ないですが、今後、行く度、追記予定です。

20221205 千本釈迦堂に行って来ました。ゆっくり追記予定です。

大報恩寺

大報恩寺は「千本釈迦堂」という別称で親しまれています。

千本釈迦堂の名前の由来は、本堂の行快作の本尊である釈迦如来坐像が古来より厚く信仰されていること。近くに南北に走る千本通があること。千本の卒塔婆(そとば)が道に立てられていたこと。千本の桜あるいは千本の松並木が植えられていること。など諸説があります。

ご利益

◆縁結び・夫婦円満・子授け➞境内のおかめ塚に因む。

◆災難厄除・招福祈願➞大報恩寺だけがか数々の災難を免れ、今も創建当時のまま残った事に因む。

千本釈迦堂・本堂

千本釈迦堂の本堂は応仁の乱を含む、数多くの戦火からも免れ、現在京都市内最古の木造物として国宝指定されています。➞ 京都検定にも出題されています。

今だと本堂参観ができます。(参観期間は要確認!)

千本釈迦堂・おかめ塚

大報恩寺の本堂が建築された時に、この大工事の棟梁であった「高次(たかつぐ)」が四本の柱のうち一本をを短く切り過ぎて困っていると、その柱を使うために枡組(ますぐみ)という技法で継ぎ足すように提案し、夫の窮地を救った妻「阿亀(おかめ)」を偲んで設けられました。
阿亀は助言によって夫が難局を乗り切ったにもかかわらず、「(建築のプロでもない)女性の提言で棟梁ともあろう人物が大工事を成し遂げたと知られれば、夫の名誉を汚し、信用も失うのではないか。この身を夫の名声のために捧げよう」と上棟式の前日に自害してしまいました。
棟梁の高次は、本堂の上棟式にあたり、妻の冥福と工事の無事を祈って、永久にこの本堂が守られる事を願い、亡き阿亀(おかめ)に因んだ福の面を扇御幣(おうぎごへい)に付けて飾りました。
現在でも、上棟式でおかめ御幣が柱に飾られるのは、おかめの徳を偲んで、永久に保つような頑丈な建物となり、繁栄を祈るためとされています。

節分会(おかめ福節分)

当日は、年男や女性たちがおかめの輪袈裟を身につけ面をつけて、本堂で加持を受け、法要を終えると茂山狂言社中によるユニークなおかめ福節分の狂言があり、そのあと厄除け鬼追いの儀として、豆まきが行われます。
また、法要の前には番匠保存会による木遣音頭・上七軒の舞妓により、おどりの奉納もあります。
この行事への参加を以て、おかめの貞淑と福徳円満、縁結び、お多福招来を祈願し、一年の厄除けを行います。

千本釈迦堂・桜

千本釈迦堂には桜の木も数個所にありまして、おかめ塚の前には「阿亀桜」と名付けられた枝垂れ桜が植えられて、春になるとおかめさんは密かな花見がお楽しめるのではないかとも😊

来年は春の千本釈迦堂に行きたいと思います。

ちなみに…夏はアジサイが楽しめます。

セミの抜け殻も見つかるかもしれません😊

20221205 冬を迎えている…綺麗なセミの抜け殻を見つけました。

千本釈迦堂・不動明王堂

ちょうと屋根の上でイチョウの木の片づけをしている方がおられまして、不動明王堂の

ガラス張りから「見ざる、言わざる、聞かざる」の三匹の猿が綺麗に見えると教えて頂き、探した結果、再び教えて頂き…やっと見つけました。(正面から右の奥の方をさがしてみてください。)

屋根の上はイチョウの木の葉っぱで埋もれそうになっていました。おそらく今日はきれいに片付けているでしょう。

千本釈迦堂・太子堂(北野経王堂願成就寺)

20221205 秋の太子堂

千本釈迦堂・稲荷神社

千本釈迦堂・布袋尊

七福神の一神として馴染めの布袋…実は「実在したとされる伝説的な仏僧」だそうです。

本来の名は契此(かいし)といい、常に袋を背負っている姿から「布袋」と呼ばれるようになったようです。

気になる…その袋も中身は「大吉運」や「福」でいっぱいという説もあります。

弥勒菩薩の化身とも考えられました。

個人的には…どんどん布袋尊と似た体型になっている事もあって、好きな神様です。

布袋尊の前にはお祈りの一円玉や10円玉が置いてありました。

千本釈迦堂・陶器市

千本釈迦堂は冬の風物詩として大根炊きが有名ですが、年一回開催される陶器市は夏の風物詩として広く知られています。詳しい内容は別の投稿で書いておりますので、ご興味のある方はご参照ください。

千本釈迦堂・六道参り

お盆を挟む季節の8月8日から16日の間、大報恩寺に安置されている重要文化財の「六観音菩薩像」の六道信仰によって、6つの道に迷えるご先祖様や縁者のすべての精霊をここにお迎えして、供養することで仏様の救いの力を頂き、罪滅ぼしと招福を祈る行事で、「精霊迎え」とも呼ばれています。
普段は秘仏として、公開されていない文化財のご本尊・釈迦如来像もこの期間だけはご開帳されます。

千本釈迦堂・大根焚き

境内では12月7日と8日の大根焚きに向けての準備が進んでいました。



大報恩寺の第三世慈禅上人(じぜんしょうにん)によって創められた「成道会」は、お釈迦さまの「さとりの日」を慶讃して毎年12月7日と8日に盛大、かつ荘厳に行われていました。
「成道会」は、お釈迦様が修行中に悪魔の誘惑に負けず、12月8 日の夜明け前に明星出現と同時に「さとり」を開かれた事にあやかって、それから後、法要の度に、4本の大根を縦半分に切って8本とし、切り口に釈迦の種子(梵字)を書いて供え、参詣者への「悪魔除け」とされました。
その後「悪魔除けの大根」は、他の大根と一緒に炊き上げて、参詣者に振る舞われたのが「大根炊き」のはじめと言われています。
今に伝わる「大根炊き」には、「諸悪病」を取り除き、健康増進を願う信徒の皆さんによって継続され、12月7・8 日の両日には法要を行い、味付けして煮込んだ大根をご来場の皆さんと共に頂いています。

千本釈迦堂・手作り市

今年は「大根炊き」と「手作り市」が一緒に行われます。「大根炊き」の会場が広いので「手作り市」は本堂周辺になるようですが、両方楽しめる上に、野菜の販売もあるので、行かれる方はご予算は多めが安心かもしれません。

千本釈迦堂・御朱印

千本釈迦堂・お守り

ボケ封じ観音菩薩像

ボケ封じ観音菩薩…は初めての事で「???」という感じでしたが、その日が来る事を封じてくれる観音様がおられる事にはほっとしました。

夏の陶器市の時は本党周辺にお店が並んでいて…撮れなかったかった本堂とのコラボ写真、今回は撮れました。

ボケ封じお守り

今回は自分用ではなく、お渡しのため購入しました。

ボケ封じ近畿十観音霊場めぐり

弘法大師空海の入定1150年記念して1984年に開創された「西日本ぼけ封じ観音霊場」が始まりだそうです。千本釈迦堂は「近畿十観音霊場めぐり」の二番目の観音霊場です。

千本釈迦堂・新四国霊場めぐり

 新西国霊場は、一般の方々の意見をもとに選ばれた、人気のある寺院で構成されているのが特徴です。誕生したのは、昭和7年(1932年)、大阪時事新報、京都日日新聞、神戸新聞を母体とした三都合同新聞社が近畿2府4県(大阪・和歌山・奈良・京都・滋賀・兵庫)の寺院の中か、仏教の始祖聖徳太子の“和の道”と、平和な世界を目指し、歴史探訪を兼ねる巡拝コー スとなるようにと、一般読者の意見を中心に選定しました。その後、先の戦争により一時荒廃しましたが、戦後、霊場から辞退された寺院に代わって新たに2ヶ寺を加え、さらに5ヶ寺を客番として迎え、38ヶ寺で構成する霊場として再出発しました。 

詳しい情報はリンク先をご参照ください。

➞新西国霊場-新しい巡礼の旅 (shin-saigoku.jp)

千本釈迦堂・ホームページ

千本釈迦堂のホームページ➞トップページ|千本釈迦堂 大報恩寺

千本釈迦堂のホームページは現在(20230208)接続できません。

興味のある方はこちらへ➡大報恩寺 - Wikipedia

千本釈迦堂・アクセス

市バス203 上七軒下車 徒歩10分ほど

市バス203 北野天満宮前下車 徒歩20分ほど

北野天満宮からのアクセス

北野天満宮の正門より東門?から出た方が大報恩寺まで早いです。