
秋の風が少し冷たく感じられる頃、梅小路公園に音楽の波が広がります。京都音楽博覧会の日は、街の空気までやわらかく揺れるようで、足を止めた人たちの表情にもどこか穏やかな笑みが浮かびます。
会場の中で聴く音楽はもちろん特別ですが、その響きは柵を越えて、外の世界にも静かに届きます。
昨日は、会場の外でも歌に合わせて踊ったり手拍子をしたりする人が多くいたと聞きました。公園の外でも、音楽と人々の笑顔が寄り添う様子が伝わってきたそうです。
会場に入らなくても、音楽と自然、そして人の楽しむ気持ちに触れられる京都音楽博覧会、今回の投稿では京都音楽博覧会についてご案内させていただきます。
京都音楽博覧会とは

京都音楽博覧会(通称:京都音博)は、京都出身のロックバンド「 くるり」 が主催する野外音楽フェスです。
会場は京都駅から徒歩約15分の 梅小路公園・芝生広場。大きな木々と緑に囲まれた空間で、ゆったりと音楽が楽しめるのが特徴です。
京都音楽博覧会2025(Kyoto Music Expo 2025)

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開催日:2025年10月11日(土)・12日(日)
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会場:梅小路公園 芝生広場(京都市下京区観喜寺町)
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主催:くるり / 京都音楽博覧会実行委員会
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アクセス:JR京都駅から徒歩約15分前後、またはJR嵯峨野線「梅小路京都西駅」下車すぐ
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周辺スポット:京都水族館、京都鉄道博物館、梅小路蒸気機関車館など
2025・ タイムテーブル

外からでも楽しめる梅小路公園の雰囲気
私はまだ会場の中に入ったことはありませんが、昨年、公園の外から雰囲気を楽しませていただきました。
フェス当日は、ステージの音が風に乗って遠くまで届き、公園の外でもライブの雰囲気を十分に感じることができます。
会場の外でも散歩をしながら音楽を楽しめるので、「チケットが取れなかった」「フェスは少し気後れする」という方にもぴったりです。
京都音楽博覧会2024

京都駅から梅小路公園に徒歩で向かう途中も京都音楽博覧会の手看板を持っている方がおられました。

公式ホームページ
まとめ
秋の京都を彩る「京都音楽博覧会」は、音楽を通して街全体がひとつになる特別な日です。梅小路公園の芝生広場を中心に、会場の内外で心地よい音が風にのって広がり、訪れる人々の笑顔があちこちにあふれます。
チケットを手にして会場で生の演奏を聴く時間はもちろん格別ですが、外から眺める景色にもまた、このイベントならではの温かさがあります。
会場に入らなくても、秋の風と音の流れの中で「京都音楽博覧会」という空気を感じることができます。音楽を聴く人も、ただ通りかかる人も、それぞれの形でこの一日を楽しめる――それこそが、このフェスティバルの魅力なのかもしれません。