梅雨入りの京都ですが、真夏日の暑さで暑い!と思わず声が漏れてしまう暑さが続いているこの頃です。これからも猛暑日が続くようで、もう梅雨明け?と思っちゃうところですが、くれぐれも熱中症にお気を付けください。
話しがかわりますが、京都には今、見頃の花があります。場所によっては見頃過ぎの所もあるかもしれませんが、まだ楽しめる所が多いなのではと思います。
京都には紫陽花の名所も多く、その中には「あじさい苑」に入らなくても紫陽花を楽しめる場所もあります。
今回の投稿では京都の紫陽花の名所&穴場をご紹介させていただきます。
✅6月5日に松尾大社に行って来ました。団ぷ鈴の近くに紫陽花が綺麗に咲いていました。詳しい内容は目次の「紫陽花の穴場」の「団ぷ鈴」編をごらんください。
✅6月13日 神泉苑に行って来ました。紫陽花が見頃でした。
✅6月13日 御池通に行って来ました。柳馬場通の紫陽花は見ごろでした。
✅6月17日 六孫王神社に行って来ました。詳しい内容は目次の「紫陽花の穴場」の「六孫王神社」をごらんください。
✅6月18日 京都右京図書館に行って来ました。4階に紫陽花はまだあまり咲いていませんでしたが、クチナシが咲いていました。
紫陽花豆知識
紫陽花とは「集(あづ)」「真(さ)」「藍(あい)」を併せててきた名前だそうです。「集まれ!青」ともいえるでしょうか。青い花が集まって咲くその様子をよく表す名前だと思います。
紫陽花の別名
紫陽花の別名は七変化、しちへんぐさ、てまりばな、かたしろぐさ、刺繡花などがあります。
紫陽花の花言葉
白から青、赤と変わる色に因んで移りきや浮気という意味がありますが、アジサイを韓国では真心、乙女の夢という意味もあるようです。
紫陽花の花の色
紫陽花の花色は土と深い関係があって、青色だと酸性の土が、紅色だとアルカリ性の土がより花色を綺麗にしてくれるようです。
紫陽花の名所
三室戸寺
紫陽花の屈指の名所である三室戸寺。あじさい園には一回だけ行った事があります。
期間:5月31日(土)~7月6日(日)
時間:8時30分~15時40分 (16時30分下山)
拝観料:大人1,000円 小人500円
三室戸寺に行った時、写真はケータイで撮ったと思いますが、殆ど見つからず、3枚だけ残っていました。
御朱印
三室戸寺は西国三十三所第10番札所でもあります。
三室戸寺・ホームページ
藤森神社
勝運・学問と馬の神社として知られる藤森神社は紫陽花の名所でもあります。残念ながら、まだ行った事がございません。紫陽花が見頃を迎える6月には紫陽花まつりも開催されます。
開催期間 5月31日~6月30日(開花状況により変更の可能性あり)
開園時間 午前9時~午後5時
入苑料 500円
藤森神社・ホームページ
梅宮大社
梅の花で知られている梅宮大社ですが、アジサイの名所でもあります。
しかも、神苑の夏は青もみじを含め紫陽花とアヤメなど様々の花を楽しめます。池の鯉にも癒されます。まさに…一石多鳥😊
猫&紫陽花
猫神社とも呼ばれる梅宮大社ではならではの可愛い猫ちゃんと一緒に紫陽花が楽しめるチャンスもあります!
紫陽花・20220616
ハート💗の紫陽花
紫陽花・20180704
紫陽花の終わり頃に雨も降っていた事もあって、梅宮大社の神苑は一緒に行ったママさん以外は誰もおらず、貸し切り状態の贅沢な時間を楽しませていただきました😊
梅宮大社・ホームページ
梅宮大社・アクセス
京都府立植物園
京都府立植物園のあじさい苑はかなり広く、約180種類の2,500株の紫陽花が楽しめます。
20240606・紫陽花
既に見頃を迎える紫陽花もいれば、まだまだ咲くのは先ですよという紫陽花、少しだけみせてあげるね!という紫陽花まで、様々な紫陽花が楽しめました。
20230628・紫陽花
半夏生はまだほとんど色ついていませんでした。蓮もまだまだです。
花しょうぶは見頃です。
20130708・紫陽花
子供も盛り上がる紫陽花ロードと言えばここ!そこまで混んでなかったので、ゆっくり楽しめました。
もう10年も前の写真になりますが、7月が過ぎても紫陽花が見頃でした。昨年も6月末でも紫陽花が綺麗でしたので、今年も咲き始めの6月から、見頃の6月中旬頃から7月初旬までは紫陽花が楽しめるのではと思います。
夏のおすすめ時期
6月初旬:紫陽花と花しょうぶ、バラ、ザクロの花(見頃)など
6月下旬:紫陽花と蓮、咲き残ったザクロの花、半夏生など
昨年の場合、6月28日には紫陽花も見頃でしたが、他にも蓮の花やザクロの花、キンシバイ?、クローバー等の花も含めて、半夏生も見る事ができました。京都府立植物園の紫陽花は7月中旬頃まで楽しめるようですが、昨年の事を考えると行くなら6月中旬前後がお勧めです。
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アクセス
善峯寺
桜の名所でもある善峯寺。広々した境内には四季を通して季節の花が楽しめます。
善峯寺の紫陽花の見頃は6月中旬より7月上旬です。しかし、紫陽花の開花時期は年によって差があるので、ネットでご確認ください。➞https://twitter.com/yoshimine1029
京都検定にも出題されている、国指定天然記念物の遊龍の松も見逃せません。特に、龍は今年の干支でもあるので、龍巡りとしてもお勧めです。
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kyotostory🌸・善峯寺
平安神宮神苑
6月は花菖蒲とカキツバタが綺麗な平安神宮神苑。平安神宮神苑は年2回の神苑の無料公開を行われます。無料公開の神苑では満開の花菖蒲とカキツバタ、それからアジサイも楽しめます。
2025・平安神宮神苑無料公開日
平安神宮・アクセス
梅小路公園
四季折々の花草が楽しめる梅小路公園!夏は青もみじと夏花が楽しめます。花の中でも紫陽花は芝生広場のイベント舞台としだれ梅の薗付近に多く咲いています。
昨年はバスまつりで紫陽花と「ナスバス」のコラボも楽しめました。
京都南部クリーンセンター
南部クリーンセンターでは毎年の6月、センタセンターアジサイ小径」沿いに咲き誇る1万株を超えるアジサイを誰でも楽しめるよう、無料開館します。当時に「さすてな京都☆アジサイフェア2025」も開催します。
✅開館期間6月1日~6月30日
✅開館時間 午前9時~午後5時
✅アジサイの鑑賞は無料。予約不要。
アクセス
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御池通の紫陽花
御池通の紫陽花は数年前までは紫陽花の知る人ぞ知る、紫陽花の穴場でしたが、今やガイドさん付の観光コースにもなっているようです。この前、御池ブルーを見ていると大勢の団体客が来ていました。
「御池ブルー」が見られる「御池ブルーロード」は柳馬場通から富小路通前までで、以下の写真の「現在地(京都御池中学校)」までになります。
「御池ブルーロード」は別の投稿で書いておりますので、ご興味のある方はリンク先をご参照ください。
紫陽花の穴場
六孫王神社
桜の穴場である六孫王神社は紫陽花の穴場でもあります。紫陽花は境内ではなく、神社の外に咲いています。
境内の弁財天社には源満仲(六孫王源経基の長男)誕生の時産湯として使われたと伝わるたんせい水があります。今だと紫陽花が飾られています。
アクセス
木屋町通
御池通の「御池ブルー」ロードを更に進に、左に曲がると川のせせらぎが聞こえてきます。高瀬川です。その高瀬川に沿っての木屋町通。春は知る人ぞ知る桜の名所として知られますが、夏は紫陽花が綺麗です。
木屋町通りの紫陽花ロードはそこまで長くはありませんが、「佐久間象山遭難の碑」の辺りから高瀬舟前にかかっている橋の辺りぐらいまで紫陽花が続きます。
見頃はその年によって差があると思いますが、今年は5月末から6月初旬になるのではと思います。
アクセス
紫陽花ロードは高瀬舟が置いてある場所から近いです。
神泉苑
法成橋を渡ってからの鎮守稲荷社の周辺に紫陽花が多く咲いていて、とても綺麗です。
京都御苑
梅の花を始め、桜、椿、青もみじ、アジサイ、イチョウの木、もみじなど、四季を通じて自然を楽しめる事ができる京都御苑は児童公園や水遊びができる「出水の小川」など、親子にも最適な場所です。
その京都御苑では間之町口北西、出水広場北、京都仙洞御所東、出水の小川、児童公園で紫陽花が楽しめます。
出水の小川(20220628)
出水の小川付近の紫陽花は少々遅咲き。6月中旬以後でも楽しめます。
初夏からは青もみじも綺麗ので、紫陽花と青もみじのダブル癒しが楽しめます。
苑内には休憩所も数ヶ所設けていて、所々ベンチも置いてあるので、休憩しながら苑内で一日ゆっくりマイナスイオンを浴びるのもお勧めです。
出水の小川・アクセス
京都御苑の近くには菅原院天満宮神社もありますので、帰りに寄ってみてはいかがでしょうか。
白川・一本橋付近
柳が綺麗な白川の一本橋。映画のロケ地としても人気の場所です。
動画に入っていませんが、紫陽花に出会う事ができます。
近くには明智光秀の塚もあります。
西寺児童公園
かつては東寺と並んでの西寺だったのですが、今はその跡地だけがその名を今に伝えています。その公園の一角で紫陽花が綺麗に咲いていました。
団ぷ鈴
団ぷ鈴は松尾大社の参拝道にある休憩所。みたらし団子を含め、うどんもそばもとても美味しいので、いつも列ができています。その団ぷ鈴の隅っこに今、紫陽花が見頃を迎えていました。このように、思わぬ所で静かに咲いている花は所謂名所で出会う花とは違う特別感があるような気がします。(写真は2024年の写真になります)
【番外編①】紫陽花の花手水
20230628・護王神社
護王神社(ごおうじんじゃ)は夏越大祓(なつこしのおおはらい)に併せて手水舎が紫陽花に飾ります。「イノシシ神社」という愛称に相応しい、イノシシとのコラボの上、手水舎に風鈴の音色が響いて、本当に癒されました。
今年も夏越大祓と共にの手水舎に飾られている紫陽花が楽しめますので、京都に行かれる方はぜひ足を運んでみてください。
【番外編②】京都右京中央図書館
京都右京図書館は「サンサ右京」の中にあります。
図書館は3階ですが、4階に上がると広い屋外テラスがあります。
綺麗で広々した空間、絵本もたくさん置いてあるので親子連れも多いです。私も子供と屋上テラスで絵本を読んだりしました😊
紫陽花はそこまで多くとは言えませんが、本を読みながら紫陽花を楽しむことができる、ゆっくり座ってずっと眺める事ができるなど、ここならではの魅力があります。
近くに、自動販売機もあるので、コーヒーも楽しめます。中はラウンジです。
ラウンジでは飲食禁止ですが、熱中症予防のため、お茶などはOKです。
屋上テラスからは階段で降りる事ができます。
20250618・京都右京中央図書館
紫陽花が殆ど見つからず、え?となりました。まだ早いのか、または、、、まだ咲いてないのか、、、。代わりにクチナシの花を見付けました。
20230609 ・京都右京図書館
蕾の紫陽花が気になって行ってみると、あいにく……屋外テラスが閉鎖中でした。雨が続くとしばらくはテラスはガラス越テラスになる事が多いです。ご参照ください。
アクセス
地下鉄東西線「太秦天神川駅」、市バス「太秦天神川駅前」、京福電車「嵐電天神川」駅からすぐなので、アクセス抜群!です。
おススメ場所
図書館から歩いても行ける距離にある、「蚕ノ社」もお勧めです。「蚕ノ社」の境内にある「三柱鳥居」は京都三珍鳥居の一つです。