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あなたの知らない京都

京都三珍鳥居(蚕ノ社・伴氏社・厳島神社)

京都には珍しい鳥居として知られている「京都三珍鳥居」があります。今回の投稿は「京都三珍鳥居」に加えて野宮神社の黒木鳥居も一緒にご紹介いたします。

 

京都三珍鳥居

蚕ノ社(かいこのやしろ)・三柱鳥居

伴氏社(ともうじしゃ)・石鳥居

厳島神社(京都御苑)・唐破風(からはふ)鳥居

伴氏社(ともうじしゃ)

菅原道真公の母を祀る北野天満宮の末社で、参道沿いに左側にあります。

伴氏社の鳥居は鎌倉時代に作られた物で、国の重要美術品に指定されています。伴氏社の鳥居の特徴は台座に刻まれた珍しい蓮弁(ハスの花弁)です。鳥居の台座に注目して動画をご覧ください。

冬から春にかけての伴氏社には金柑のような実がたくさん実ります。

子供の成長と学問成就の信仰があると云います。が…北野天満宮にきはる方々の中で伴氏社の中に足を止める方は殆ど見た事がありません。大体の方は伴氏社には気づかず、撫で牛の所に集まります。

今度、北野天満宮に行かれる際は…伴氏社の前でも足を止めてみてはいかがですか?

アクセス

厳島神社(京都御苑)

京都御苑に神社がある?と思う方もおられるかもしれませんが、京都御苑には思ったより多くの神社があり、その中には観光神社という珍しい神社もあります。(今後投稿予定です)その神社の中で「京都三珍鳥居」で知られているのは厳島神社です。

厳島神社と言えば広島が浮かびますが、京都にも厳島神社があり、両方とも平清盛が関わっているのは興味深いです。。

池の中に建てられている厳島神社は「池の弁天さん」と親しまれています。

厳島神社の鳥居は唐破風の形をしている事から、唐破風鳥居と呼ばれて、国の重要美術品として指定されています。

唐破風

唐破風(からはふ)とは、建物の頭部に丸みをつけて造形した破風の一種で、日本特有の建築技法です。➡唐破風 - Wikipedia

厳島神社には数回行った事がありますが、コロナ禍では一回も行く事が出来ず…写真は主に2018年の厳島神社になります。

厳島神社は九条池の島に建てられていて、幾つかの橋もあり、特々な風景が見られます。

社務所

厳島神社の社務所:毎月1日、15日(8:00~16:00)

それ以外は、菅原院天満宮神社へお問合せください。(電話 075-211-4769)

➡菅原院天満宮神社

(菅原院天満宮神社は京都御苑から徒歩で行けます)

アクセス

蚕ノ社(かいこのやしろ)

正式名称は木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)。難しすぎるその正式名称と共に今まで行った神社の中で一番…不思議な何か…を感じさせられた神社です。

その中の一つは風の音。まさに「風の歌を聴け!」と囁く木々の声が聞こえてくるようでした。

木嶋坐天照御魂神社の境内には織物の祖神を祀る蚕養神社(こがいじんじゃ)があり、「蚕ノ社」は蚕養神社に由来すると云います。

松尾大社を含むこの辺りは、古代朝鮮半島から渡来し、製・養蚕・ などにすぐれた技術をもっていた秦氏の勢力範囲で、松尾大社の摂社「月読神社」との関連性も認められているようです。(「月読神社」には何回もお参りしているので、ゆっくり投稿予定です。)

 

✅秦氏に関しては諸説あります。

無人おみくじ機

境内で一際目立つものが紅の無人おみくじ機です。蚕ノ社には無人おみくじ機以外のおみくじやお守りは置いておらず、御朱印を頂ける場所も見当たりませんでした。帰りに100円を入れておみくじを頂きました。(おみくじは2番、大吉でした😊)

狛狐の神社

無人おみくじ機をすこし進んで、その左側の狛狐を通ると椿が落ちている小さい橋が現れます。その橋を渡ると静まった空間の中、幾つかの神社があり、真正面になる神社からのお詣りになるのですが、その神社がとても不思議でした。お参りの場所が薄暗くて洞窟のようなのです。中には一人しか入れないので、その次の人は外で順番待ち。人が少なかったので、1人待ちで済ましたが、人が多い時は大変混雑するのではと思います。

双葵

本殿には双葵の神紋。松尾大社の神紋も双葉葵なので、同じ秦氏や「月読神社」との関連性に納得でした。大昔は桂川一帯とここ辺りまでが繋がっていて、神池の清水も桂川の水脈なのではと勝手な妄想にも…😅

クチナシ

本殿の下にはきれいな色の実?がたくさんできた木がありました。

木の実の正体は…クチナシの実だそうです。くちなしはその香りで香水の原料まで使われるほどのいい香りの花なので、夏はクチナシの香りが楽しめると思います。(熊野神社にもクチナシの花が楽しめます。)

三柱鳥居

蚕ノ社には今は枯れていますが、大昔は綺麗な水が沸いている神池があったようで、古くより祈雨の神として信仰が厚く、土用の丑の日には池の中に手足を付ける信仰もあって、参詣の人が絶えなかったと云います。

三柱鳥居はその名残の神池の奥にありました。今の三柱鳥居は天保2年(1831)に再興された石製鳥居ですが、北斎漫画では木の鳥居で描かれいています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%9F%B1%E9%B3%A5%E5%B1%85

三柱鳥居は柵の奥に位置しているので、間近で見る事はできません。

静まった森の中の鳥居…馴染みの鳥居とはかなり差があって…まさに…鳥居から寂しさが伝わってくるようでした。

三柱鳥居はそのカタチも、その置かれている場所としても「珍鳥居」でした。

アクセス(要!注意)

地下鉄、嵐電、市バス、京都バス…すべてオッケ!近くには広隆寺や映画村もあるので、最高のアクセスともいえます。

バス停の近くに大きな鳥居があるので、知らない人はこちらの鳥居?と思っちゃうかもしれませんが、蚕ノ社は鳥居を通ってからまっすぐ進んだ処にありますので、ご注意ください。

バス停からすぐの所にはファッションセンター「しまむら」さんもあるのでちょっとした買い物もできます。私は自分と子供用の特売の靴下と値引きのズボンを購入しました😊靴下はとても履きやすく大満足です。

番外編・野宮神社の「黒木鳥居」

20070414・野宮神社

嵐山に来る観光客は必ず足を運ぶのではないかと思われる竹林の小径…その竹林の小径を進むと現れるのがの野宮神社です。良縁、子宝、学問の神様で親しまれている野宮神社ですが…源氏物語ゆかりの宮としても知られています。

野宮神社は今後追記予定です。

野宮神社の黒鳥居はタヌギの木を皮を剥がさずにそのまま鳥居として使われていて、鳥居の形式としては最古の鳥居だと云います。

先月の大雪の日の黒木鳥居には、また別の趣を感じました。

アクセス

まとめ

京都三珍鳥居巡り、いかがでしたか?市バス一日券での「京都三珍鳥居巡り」のもいいですが、嵐山、京都御苑はそれぞれ一日できる場所なので、別々の日を選んでゆっくり巡るのもお勧めです。

蚕ノ社の場合は一日券で広隆寺と車折神社がおすすめです。(ただ、バスの数が少ないのですこし待ち時間が長くなったりする可能性はあります😥広隆寺まではバスより歩いた方が早いかもしれません。バスに間に合わなかった時は徒歩がおすすめです)

蚕ノ社は桜が綺麗と教えて頂いたのですが、映画村周辺の桜も綺麗だそうです。車折神社も桜が綺麗ので、「蚕ノ社・広隆寺・車折神社」の「蚕ノ社と花見プラン」…よろしければ、春のお出かけにいかがですか?

次回は京都の「桜の隠れ名所」又は「桜のおすすめ名所」をお届けいたします。