京都のお豆腐屋さん①九在屋（天神川沿い）

京都のお豆腐屋さん①九在屋

この記事の目次

お豆腐は好きですか？

お豆腐は好きですか？私は豆腐というか、大豆で作られたのは何でも好きな大豆大好き派で、冷蔵庫の中にはいつも豆腐や油揚げ（京都人は油揚げを「お揚げさん」と呼んでいるらしいです😅）、厚揚げが待機しております。

いつもの豆腐と油揚げはこんな感じです😅

手ごろな値段ですが、味も美味しく、運が良ければ値下げシールも…😅買い物は大体…こちらに決まっています。

「九在屋」

京都に住んでいてよかったと思う理由はいくらでもありますが、その中の一つは美味しいお豆腐が食べれるという事です。

今はお店まで行かなくでも高島屋や大型のスーパーにも置いてあるので、うれしいです。

一昨日の事ですが、北野天満宮近くの「京とうふとようけ茶屋」に行こうと思ったのですが、あいにく定休日だったので、「九在屋」に行って来ました。

「九在屋」は桜の隠れ名所として、こちらのブログでも紹介させていただいた…天神川沿いにあるお店です。

京都の老舗だと…「３代まではよそ者、5代からが本物の京都人」という一説もあって…創業100年だとしても「まだまだ子供みたいなもんとすわ」と言われるのが京都だといいます。

そう考えると、1987年創業の「九在屋」は「大変お若いお豆腐屋さん」ですが、地豆腐とおからのつめ放題を含めて、様々なeventとポイントカードの導入、インスタグラムなどのSNS発信を通じて幅広い支持を得ています。

あかね揚げ

「九在屋」は遠くからもパット目に入る…看板…「あかね揚げ」が印象的です「でも…そもそも…「あかね揚げ」って何でしょうか？

昨日は「おから詰め放題」で二日連続「九在屋」にお邪魔したので、その際、お店の方に「あかね揚げ」について訊いてみると、「あかね揚げ」＝「味が付いたお揚げさん」でした。

「あかね揚げ」は「九在屋」のお手つくりではなく、発注品ですが、発注先の会社が閉業してしまって、今は新しい発注先の会社を探しているので、しばらくの間…「あかね揚げ」は扱ってないという事でした。

販売できるようになったら、ぜひ、食べてみたいです。

京のあさぶ揚げと厚揚げ

メニューを見ていると、「京のあさぶ揚げ」というのがありました。厚揚げはスーパーでもよく見かけますが、あさぶ揚げは初めてだったので、店員さんに訊いたら「あさぶ揚げは中が絹ごし豆腐なので味は柔らかい、一方、厚揚げは中が木綿豆腐なので、味はかためでしっかりめ」という事でした。（丁寧なご説明、ありがとうございました。）

厚揚げは何度も食べたことがありましたが、あさぶ揚げは食べたことがないので、次回は「京のあさぶ揚げ」を購入してみようと思います。

京都の豆腐は三種類？

豆腐って、絹ごし豆腐と木綿豆腐の二種類に決まっていると思っていませんか？大体はそうかもしれませんが…京都になると話が変わります。京都の豆腐は絹ごし豆腐と木綿豆腐のド真ん中に京豆腐（白豆腐と呼ばれている）が存在するからです。

白豆腐って…何でしょうか？白豆腐は表面は木綿豆腐に似てるが、中は絹ごし豆腐という…いわば…柔らかい木綿豆腐の事を白豆腐といいます。

 （ソフト木綿とも言われます。）

そもそも、京都と言えば、豆腐というイメージが浮かぶほど、京都の豆腐は広く知られていますが、その理由として取り上げられるのは、京都の水です。京都の水は軟水で癖がなく飲みやすいのが特徴で、水が味を左右する豆腐に最適の水と言われています。京都の水は酒や和菓子作りにも適しています。

ちなみに、京都の湯豆腐は白豆腐が使われるので、湯豆腐に使う豆腐は木綿豆腐とも言えるかもしれません。

湯豆腐は南禅寺が有名ですが、嵐山の天龍寺付近にも湯豆腐のお店が多くあります。

その多くの湯豆腐のお店で使われると言われるのが「嵯峨豆腐 森嘉」さんの豆腐です。写真は「嵯峨豆腐 森嘉」の「嵯峨豆腐 」で、湯豆腐にして食べると美味しかったです。（『古都』にも登場する「嵯峨豆腐 森嘉」は次回投稿予定です。）

「九在屋」にも白豆腐が置いてありました。（優しい店員さんから教えて頂きました…。）その名は…「はんなりもめん」です。

　

主に色合いに使われるという京都弁「はんなり」は「上品であかるく晴れやかなさま」また「華やかな」などの意味で使われるようですが、あえて…真っ白な豆腐に「はんなりもめん」という名前を付けたのも京都ならではの奥深い思いが伝わってきます。

「はんなりもめん」も「嵯峨豆腐」と同じく湯豆腐で頂きました。（「湯豆腐」のレシピは今度投稿予定です😅）

ならば、白豆腐はお豆腐屋さんに行かないと手に入れないのか？と思われる方もおられるかもしれませんが、豆腐のパッケージをよく観察！してみるとスーパーで見かける事もできます。

その一例で、「はんなり仕上げた木綿豆腐」はスーパーで手軽な値段で購入できる「白豆腐」とも言えます。「はんなり仕上げた木綿豆腐」は…おそらく「上品であかるく晴れやかなさま」に仕上げたと考えてもようでしょう。「はんなりもめん」・「はんなり仕上げました」…洒落さえ感じます😊

追記・【レシピ】肉豆腐

この前、「はんなり仕上げた木綿豆腐」を肉豆腐でいただきました。表面は木綿、中は柔らかい絹の感じでとっても美味しかったです。

■肉豆腐■

材料：木綿豆腐、肉豆腐の素、小葱、いりごま　

作り方：①豆腐を食べやすく切る②ゴマ油をひいて、焦げ目が出るまで炒める。③肉豆腐の素を入れてさっと炒めながら混ぜる。➃お皿に移して、ネギといりごま少々で完成です。（私は肉豆腐の素を入れて、作っている味噌汁を少し入れて炒めます）

 

大好きな炊き込みご飯と一緒に頂きました。

炊き込みご飯の素の中で一押しは「深川めしの素」です。アサリ好きの私にとってたまらない味です😅いつか本場で本物を食べてみたいと思っております(^///^)

追記・【レシピ】絹ごし豆腐のグラタン＆しらす丼

先週、通りかかりのお店で「京豆腐」を見つけて、これこそ白豆腐？と思って購入しましたが、絹ごし豆腐でした。消費期限間近の値下げシール付きだったので、昨日、グランタンで頂きました。

■絹ごし豆腐のグラタン■

材料：絹ごし豆腐、ジャガイモ、ハム、バター、とろけるチーズ、乾燥パセリ、塩コショウ　

✅　作り方

①ジャガイモを薄切りして、２－３分電子レンジでチンする。

②豆腐もラップをかけて２－３分電子レンジでチンする。

③加熱した豆腐を泡立て器でつぶして（私はスプーンでぐるぐる回しました）牛乳または豆乳を入れる（量は少なめで）

➃グラタン皿にジャガイモを並べて、バターと混ぜる。

⑤その上に豆腐を流れ込む。

⑥ハムととろけるチーズをだっぷり載せて魚焼きグリルで10分ほど焼く。（2－3分追加で焼くと焦げ目が出てもっと美味しそうに見えます）

豆乳の量が多かったようで、中は水ぽっくなっちゃいましたが、美味しかったです。とろけるチーズを豆腐と混ぜてから、その上にもう一回とろけるチーズをのせるともっと美味しくなると思います。

■しらす丼■

材料：しらす、ごはん、刻みネギ、のり、いりごま、ゴマ油、醬油、（好みで卵）

作り方：①ご飯にしらすをの載せる。②その上に、刻み葱とのりといりごまを載せて、ゴマ油と醤油を少々で完成です。（真ん中に卵を入れても美味しいです）

 

 

京都に来られる際、豆腐屋さんに行かれる時間がない場合、せめて、スーパーの豆腐売り場もおすすめです。お土産で京豆腐や豆乳、いかがですか？（消費期限の確認はお忘れずに！）

揚げたてのお揚げ

せっかく、「揚げたてがあります」と教えて頂いたのに、色々と質問したりするうちにすっかり忘れてしまって、購入したのは陣列されていたお揚げさん。今度は「揚げたて」！目指します。

買い上げ

一昨日の買い上げになります。エコバッグは常に持ち歩いていますが、せっかくなので、袋も購入しました（２円）

【レシピ】おぼろ豆腐の納豆かけ

■晩御飯のおかずで「おぼろ豆腐の納豆かけ」を作ることにしました。■

🔹材料：おぼろ豆腐、納豆、醤油、ゴマ油、めんつゆ、みつば（または細ネギ）

🔹作り方：お皿に豆腐を入れて、混ぜた納豆をのせる。

　　　　納豆のタレと醬油とゴマ油をかける。

　　　　みつばをのせる。

納豆のタレと醬油だけでは足りない！という方はめんつゆを＋してください。

（ちなみに…子供も美味しい！と完食しました。）

みつばは水栽培ができますので、捨てずに育ててみてください。5日ほどで、葉っぱが出てきました。出てきた葉っぱが…たまらなく…可愛いです🧡

おぼろ豆腐の名前の由来は「完全に固まっていないことから、豆腐と豆乳の境目が分かりにくくなっています。この様子が、もやもやとした雲がかかったおぼろ月夜に似ていることから、おぼろ豆腐と呼ばれるように」なったようです。おぼろ豆腐の詳しい内容は下記のサイトをご参照ください。

delishkitchen.tv

【レシピ】湯葉サラダ

こちらは「九在屋」ではなく、一昨日の帰り道でスーパーに寄って購入した「京のさしみゆば」ですが、一昨日の晩御飯でおぼろ豆腐と一緒に頂いたので、ついでに載せます。

■「京のさしみゆば」で湯葉サラダを作りました■

🔹材料：湯葉、トマト、ドレッシング（好みで）、パセリ

🔹作り方：食べやすいサイズに切ったトマトに、湯葉を切ってのせて、ドレッシングでかけたら完成（好みでパセリ少々）。歯ごたえがあって、なめらかで、トマトとの相性も抜群でした。

昨日の晩御飯は豆腐入りハンバーグと豆腐入り味噌汁、おぼろ豆腐の納豆かけ、湯葉サラダ…大豆まつりでした😀

おから詰め放題

「九在屋」では毎月「おから詰め放題」というイベントがあります。５月は昨日から明日までの三日間です。（コロナ禍では実施しない月もあるので、SNSでご確認ください。（６月ー８月は「おから詰め放題」はお休みです）

何回か知り合いのママさんから「おから詰め放題」のおからを頂いた事がありましたが、まだ行った事はなく、昨日、初めて「おから詰め放題」に行って来ました。

なくなる次第終了という「おから詰め放題」はなんと！無料！です。なので、11時前にはもう終了になるようです。行かれる方はお早めがおすすめです。

大きな段ボールに溢れるほど入ったおからの後ろに、消毒液と使い捨ての手袋と入れ袋、輪ゴムが用意されていました。

入れ袋には５月30日までと消費期限が印刷されていて、お店の方の思いやりが伝わってきました。

初めての「おから詰め放題」、今回は少なめで😊次回は多めにしておすそ分け目指します。

【レシピ】おから煮

■さっそくおから煮を作りました。■

🔹材料：おから、人参、インゲン、ネギ、酒、すき焼きのタレ（楽です😊）

🔹作り方：①人参はせん切り、インゲンは輪切り、ネギは小口切りします。

　　　　　②フライパンにごま油（お好みで）をひいて、野菜を炒めます。

　　　　　➂炒めた野菜におからを加えて火を通します。

　　　　　➃水（量はおからによりますが、今回は多めに入れました。コップ３杯）

　　　　　　にすき焼きのタレ（大さじ３杯）を混ぜて、➂に入れて、水分がなくなる　　　

　　　　　　で煮ます。

「長煮派」なので、水の量は多めにしましたが、ちょっと水ぽっくなっちゃいました。水の量には気をつけてください。

　　　　　⑤お皿に移します。

「おから詰め放題」で頂いた、袋半分ぐらいのおからで、食べ応え満点のおから煮ができました。

子供も美味しいと完食、主人にも大好評でした。

九在屋・event

会計の際、クーポンとイベントカレンダーを頂けます。クーポン大好きなので、嬉しい(^///^)

全く知りませんでした。何だか心が軽くなるのは私だけでしょうか…(^///^)

アクセス

元々…地図を読めない人なので、グーグルマップで何度見ても三仮田公園（三仮田公園は投稿しております）からの道のりがどうしても分からず、結局、とりあえず、三仮田公園に着いてから探そうと家を出ましたが…案外、三仮田公園からすぐだったので、お店まで無事たどり着くことができました。

三仮田公園に到着して、高い所から探すと見つかるのではと、歩道橋を上がると、から横断歩道を渡ると「コインパーキング」が見えたので、降りで、横断歩道を渡るとすぐお店の看板が見えたので、安心しました。

歩道橋の下にある横断歩道を渡って進むとすぐです。

「九在屋」さんのすぐ隣のコインパーキング。「お車でお越しの際は25・26・27番のいずれかにご駐車ください。」と「九在屋」さんのホームページに書いてありました。

マップ

三仮田公園の歩道橋の詳しい内容は以下をご参照ください。

まとめ

天神川は花見で何度も一事がありましたが、「九在屋」の事は「おから詰め放題」という話だけ聞いてて、お店までは行った事がありませんでしたが、一昨日と昨日、やっとお店に行く事ができました。

「九在屋」は」豆腐関連商品以外にも「お豆腐屋さんが作るお菓子」をブランド化して、AMAIMON KYUZAYA（あまいもん久在屋）とした店舗を構えていて、本店にもお菓子が置いてありました。豆腐アイスは欲しかったですが…一個300円という…予算オーバーで今回は豆腐とお揚げさんだけにしました。

店内には試食できる場所も二個所ありましたが…コロナ禍の今は我慢です。

油揚げを購入すると、会計の際、クーポンと共に油揚げのレシピも頂けます。油揚げの「私流レシピ」は次回の投稿をお楽しみ下さい😅

九在屋 ホームページ

www.kyuzaya.jp

🔹　最後まで…読んでくださり、ありがとうございました。