ハンゲショウという植物をご存じですか?花が咲くと葉の一部が白く変化し、花が散ると葉が緑に戻るというハンゲショウは京都では初夏の風物詩として親しまれています。
一方、半夏生は絶滅危惧種に指定されている地域もある、危惧度の高い植物でもありますが、幸い京都ではハンゲショウの清々しい姿を楽しめる場所があります。
昨日、京都水族館に行って来ましたが、少し色ついたハンゲショウが楽しめました。
今回の投稿では京都で楽しめるハンゲショウをご紹介させていただきます。
半夏生とは?
花が咲くと葉の一部が白くなり、緑と白とコントラストが楽しめるハンゲショウはドクダミ科の多年草で、日本、中国、韓国などに分布しています。
「ハンゲショウ」という名前は、七十二候の一つである「半夏生」(7月2日頃)に咲くことから名付けられたと言われています。また、花が咲く頃に葉が半分白く変わる様子から「半化粧」とも呼ばれるようになったとか。ちなみに、この白くなる現象は、花が咲く時期に受粉を助けるためとされています。➡ハンゲショウ - Wikipedia
両足院
臨済宗大本山建仁寺の塔であるである両足院は半夏生の名所として知られています。普段は非公開ですが、年に数回特別公開を行っています。「初夏の半夏生の庭園特別拝観」もその一つになります。
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京都府立植物園
ハスと紫陽花、夏の花々が彩る植物園で見頃を迎えるのはハンゲショウです。2023年の場合、6月末でハンゲショウが見頃でした。
ハンゲショウに会える場所は紫陽花苑の近くの池で蓮の花と同時にハンゲショウも楽しめます。
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京都水族館
京都水族館にハンゲショウ?と思われる方も多いかと思いますが、京都水族館でハンゲショウを楽しめる事ができます。
京の里山
半夏生が見られる場所は水族館から出口に向かって通る「京の里山」です。かなり広いので、よく探してみてください。
20250604・ハンゲショウ
20240630・ハンゲショウ
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宝厳院
紅葉の名所として知られる宝厳院ですが、初夏を彩るにがハンゲショウです。宝厳院に行かれる際は弘源寺との 割引共通券がお勧めです。
✅開催期間 3月15日〜6月30日
✅拝観時間 午前9時~午後5時(受付終了 午後4時45分)
(本堂襖絵は受付終了午後4時30分)
✅拝観志納料(庭園)
大人700円 小中学生300円
(本堂への参拝には本堂参拝志納料が必要。大人500円 小中学生300円)
✅弘源寺 割引共通券 1000円
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詩仙堂
✅開門時間:午前9時~午後5時 (受付終了午後4時45分)
✅拝観料:大人700円 高校生500円 小中学生300円