
桜の開花シーズンを前に、京都・梅小路公園でも、クビアカツヤカミキリによる被害への注意が呼びかけられています。公園内の桜の下には、害虫の注意喚起の看板が設置されており、来園者に被害の状況や対策がわかるようになっています。
私自身、見つけた虫を足で潰すことはできませんが、一部の自治体では、発見・駆除した協力者に 商品券や粗品を贈呈する取り組みもあるそうです(地域や期間によって異なります)。春の桜を守るためには、こうした制度も活用しつつ、早期発見や注意が大切なのではと思います。
クビアカツヤカミキリとは
クビアカツヤカミキリ(Aromia bungii)は東アジア原産のカミキリムシ科の昆虫で、中国、韓国、台湾、ベトナム等に分布し、モモ、アンズ等サクラ属果樹の重要害虫として知られています。日本では、平成24年に愛知県のサクラで初めて本種が発見されて以降、令和8年2月末までに17都府県で発生が確認されています。発生当初は、主として公園や街路樹のサクラで発生が確認されていましたが、近年ではウメ、モモ等の果樹園でも被害が確認されています。
また本虫は、平成30年1月に外来生物法に基づく特定外来生物に指定され、原則として生きたままの移動や飼育等が禁止されています。

テレビ番組でも紹介されました

さらに、2026年2月27日午後3時台のフジテレビ系列ニュース番組「イット!」でも、クビアカツヤカミキリの被害が取り上げられました。番組では、クビアカツヤカミキリに対する注意看板や駆除方法、桜の伐採予定のお知らせ案内文などが紹介され、全国的に被害が広がっている深刻さが伝えられました。

クビアカツヤカミキリのチェックポイント
- 桜の幹や枝に小さな穴が空いていないか確認
- 樹液や木くず(フラス)が溜まっていないかチェック
- 成虫や幼虫の痕跡を見かけたら、自治体の相談窓口に報告
まとめ
桜が見られなくなるかもしれない――そんな未来が来る前に、私たちにできることがあります。
梅小路公園でも全国でも、クビアカツヤカミキリによる被害が広がっています。幹の小さな穴や木くずの跡、注意看板や駆除案内を確認すること、そして異変を感じたら自治体に報告すること。それだけでも桜を守る大きな一歩になります。
春の桜を楽しむその時間を、未来も守り続けるために。小さな気づきと行動が、次の世代も美しい桜を眺められる力になると思います。