kyotostoryのブログ

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「西陣の日」・西陣555

11月11日・「西陣の日

もう過ぎてしまいましたが、11月11日は何の日だったでしょうか?「ポッキーの日」と答える方が多いかと思いますが、実は西陣の日でもあります。なぜ、11月11日が西陣の日になったのでしょうか…。その由来は応仁の乱まで遡ります。

西陣応仁の乱

応仁の乱

応仁元(1467)年から文明9(1477)年までの11年間,管領細川勝元(ほそかわかつもと)の東軍と山名宗全(やまなそうぜん)の西軍が戦った内乱で、始まった年号だけをとり「応仁の乱」ともいいます。

https://www2.city.kyoto.lg.jp/somu/rekishi/fm/nenpyou/htmlsheet/toshi14.html

応仁の乱」に関する詳しい内容と資料が載せているサイトです。興味のある方はご参照ください。➞ 都市史14 応仁・文明の乱

応仁の乱」に関する動画が観られます。

西陣の日」・西陣

西陣とは
 
室町時代応仁の乱(1467-1477)が終わると、各地に離散していた織物職人たちも京都に戻り、戦乱の際に山名宗全率いる西軍の陣地が置かれていたあたりで、織物作りを再開します。戦乱以前から織物の町として栄えていた京都北西部の一帯が「西陣」と呼ばれるようになったのはこの頃からで、西軍の陣地跡だから「西陣」というわけです。今も上京区堀川通五辻西入るには、宗全の邸宅跡が残っています。西陣の由来 | 西陣織工業組合 (nishijin.or.jp)

その応仁の乱が終わったのが11月11日という事で、「西陣の日」事業協議会により11月11日が「西陣の日に定まれました。しかも、今年は応仁の乱により京都北西部の一帯が西陣と呼ばれるようになってから555年になる事を記念して、「西陣呼称555年記念事業」として様々なイベントが行われています。

西陣京都府京都市上京区から北区にわたる地域の名称で、実際「西陣」という行政区域はありません。西陣は高級絹織物の西陣織発祥の地であり、織物産業が集中する地域として知られています。西陣 - Wikipedia

西陣555・西陣CROSS Week

西陣CROSS Week

日程:令和4年11月11日(西陣の日)~11月15日(きものの日 

場所:西陣織会館他

西陣織会館一階の受け付けで配布している「CROSS Weekマップ」で様々な特典がもらえるお店がありますので、興味のある方は➞A2CROSS Weekマップ_ご参照ください。

西陣織会館・20220721

西陣CROSS Week」の会場でもある西陣織会館では手織体験もできます(予約必要)。興味のある方はリンク先をご参照ください。

西陣織会館 | 西陣織工業組合 (nishijin.or.jp)

西陣織会館・アクセス

西陣織会館から歩いてすぐの所には「晴明神社」があり、「晴明神社」から少し進むと「一条戻り橋」もありますので、「西陣織会館」に行かれる際は「晴明神社」にも寄ってみてはいかがでしょうか。

晴明神社は別の投稿で書いておりますので、興味のある方はご参照ください。

きもので歴史探訪コース(今宮神社編)

◆日時  11月14日(月)・15日(火)10時・13時
◆集合場所    西陣織会館1F受付(タクシーで移動)
◆参加人数    各回先着5組(1組2名から5名)
◆所要時間    約1時間~1時間30分
◆予  約    電話 075(451)9231 西陣織会館
(10時~16時、月曜定休日)
◆見学内容    

・拝殿における参拝
宮司さんによる桂昌院西陣の関わりについて解説
・今宮神社名物、あぶり餅つき
・お土産つき
・洋服でも参加できます
◆参 加 費    4,000円(税込み)
◆そ の 他    

あぶり餅
14日 一文字屋 和輔
15日 本家 根元 あぶり餅 かざりや

紫野今宮神社

京都には数えきれないほど神社とお寺がありますが、その中、なぜ今宮神社でしょうか。

今宮神社は京都の北区、紫野に位置していて、船岡山から歩いて行ける距離の神社です。

その今宮神社には織姫社という末社がありますが、織姫社の御祭神である栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)が西陣織の業祖神であるからです。

栲幡千千姫命

神名の「栲」は「たへ」と同じく、梶の木の皮の繊維で織った白色の布を指し、古の布の総称としても用いられます。「幡」はここでは織物を意味し、命の機織の功を称えた美称として使われ「千千」は「縮」に通じて織地の精巧さを言ったものと考えられます。命は織物の巧みさ美しさを賞でられる神として技芸上達を願う人々の崇敬が篤く、七夕伝説の織女に機織をお教えになられたとも言われ、織物の祖神とされています。境内 | 紫野 今宮神社 (imamiyajinja.org)

今宮神社には織姫社に祀られる栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)由縁の御守として、織姫守を頂けます。

今宮神社・織姫社「西陣の日」奉祝祭

 「西陣の日」奉祝祭

西陣」という呼称の契機となったのは応仁の乱です。その乱の終結した日、11月11日を「西陣の日」と定め、西陣織に携わる人たちがこぞって織姫社の神前に集い、織物の祖神に感謝を捧げ西陣の弥栄を祈願する日としています。

日程11月11日 午前10時

今宮神社・アクセス

NISHIJIN BUS

上賀茂神社から帰るのバスがラッキーな事にNISHIJIN BUSでした。46番市バスは上賀茂神社を含め二条城、今宮神社、平安神宮までも停車するので、「バスで巡るプチ京都観光」にもピッタリです。コロナが落ち着いたら、「バスで巡るプチ京都観光」もお勧めです。

市バス46番 上賀茂神社前 時刻表

京都市バス時刻表:上賀茂神社前 発 46号系統 四条河原町・平安神宮行き[129-03-2]

 NISHIJIN BUS
 
このプロジェクトは西陣の職人である父の廃業を憂える卒業生の思いと、バスを通して多くの人々と西陣織が繋がるデザインを提案した学生、それ?を何とか実現したいという織に携わる人達の強い意志でスタートしました。 京都のパスだからこそできること、知ってもらえること、感じてもらえること、 何気ない日常の中で、 京都の街を移動しながら、西陣の織物に 触れてもらいたい。でも、そこから生まれ得るものがきっと何かあるはず・・・それがこのプロジェクトの思いです。
 
第1期: 2017.9.2~
 
第2期: 2019.9.25~

バスの中で写真を撮る際は周りの人に迷惑をかけないよう、事故につながらないよう…お気をつけてください。

今回のNISHIJIN BUSのテーマは「月」。色んなお月様に綺麗な文が日本語と英語で綴られていました。

西陣織の図案でしょうか…。お月様の反対の広告欄には見覚えのある可愛らしデザインが楽しめます。

御薗橋(みそのばし)

上賀茂神社行きのバスを乗ると大体…上賀茂神社の手前の橋を走って神社に着きます。

その上賀茂神社の出前にある橋の名前は御薗橋(みそのばし)と云い、葵祭の巡行経路の最後を飾る「神聖な橋」として知られるています。➞京都検定にも出題されていますので、京都検定を準備している方は要チェックです!

御薗橋はもともとは葵祭の勅使を通すため臨時に架けられた橋で、祭礼が終わるとその都度破却、撤去していたようです。その後、江戸時代に常設されるも、水害により橋が流れるなどの試練を経て、今に至っています。

今の御薗橋2021年(令和3年)に架け替えた橋で、公用が始まったのは2021年6月29日なので、かなり綺麗です。

御薗橋賀茂別雷神社に近接するなど,景観上,重要な位置にあることから,学識経験者と地元住民の方を交えた御薗橋景観検討会議を実施し,橋りょうのデザインの方針を決定するなど様々な工夫があった事でも知られています。

御薗橋・アクセス

西陣川端康成『古都』

『古都』の主な舞台は大きく分けると次のようになります。

①ヒロインである千重子の空間である中京区の四条通近くの呉服問屋

千重子の双子である苗子の空間である北山杉

千重子のお父さんの空間である嵐山

千重子のお父さんと長い付き合いで「悪友」の時期も共にした大友一家の空間である西陣

作品『古都』は作家の目に映る数えきれないほどの京都が繊細に書かれている、まさに「京都総合お土産セット」とも言える作品とも言えるでしょう。

その中で、西陣千重子のお父さんである太吉郎と長い関りを持つ西陣の職人さん大友は若い時「西陣の織屋や、また、地方の得意と、よく上七軒で遊ん」でいた、西陣の職人さんであり、大友の息子で腕前の秀男を太吉郎は千重子の結婚相手として考えている事が描かれています。(今後追記予定)

『古都』に関しては別の投稿で書いておりますので、興味のある方はご参照ください。

西陣・20071020

20071020・西陣織会館

20071020・西陣織会館

              20071020・西陣織会館